仕事を頑張りたいと思っていても、どうしてもランチ後になるとウトウトしてしまう・・・
そんな悩みを抱えている方は、少なくないですよね。
実は、ランチ後の眠気には理由があるのです!
それは、血糖値と眠気が深く関係しているから。
そこで、そんな気になる血糖値と眠気の関係についての情報をチェックしていきましょう。
血糖値と眠気の関係とは?
血糖値と眠気は、実はとても深い関係があります。
食事をすると、その後には血糖値が上昇します。
この上昇の仕方が激しいと、血糖値を下げるためのインスリンが過剰に分泌されることがあります。
その結果、血糖値が下がり過ぎて「低血糖」と言われる状態になることもあるのです。
低血糖が起こると、日中に疲れやすかったり、ぼーっとしてしまったり、強い眠気を感じたり・・・といった症状が出てくることがあります。
ランチ後に激しい眠気が襲ってきて、ウトウトしてしまうという方は、ランチにより血糖値が乱高下している可能性アリ。
糖尿病とまではいかなくても、そんな状態になっている可能性はゼロではありませんので、食事の内容に注意していきましょう。
ランチ後の眠気対策☆食事内容編
血糖値と眠気に深い関係があるということは、ランチで食べる食事内容を見直すことで、ランチ後のウトウトを解消できる可能性があるということです。
ランチ後の眠気に悩まされている方は、まずはそんな食事内容の改善から実践してみましょう!
まず始めに注意したいのが、炭水化物の量です。
ランチには、つい丼ものや麺類など、手軽に1品で食事を済ませられるものを選んでしまいがちですね。
ですが、これらは炭水化物が非常に多いため、血糖値を急激に上昇させてしまうリスクがあります。
できるだけ定食タイプのランチを心がけ、おかずをしっかり食べるようにしてみましょう。
野菜やキノコ類、海藻類などは血糖値に影響を与えにくいので、これらをしっかり食べて、炭水化物は控えめでも、しっかりお腹を満たせるようにしていくことが大切です。
それからもう1つ、注意しなければならないことがあります。
それは「甘いもの」です。
例えばランチに菓子パンを食べたり、ランチ後にケーキなどのデザートを食べたり・・・
こういった物は砂糖がたっぷり含まれているので、血糖値が急上昇するのは間違いありません。
また、甘いものを食べているつもりはなくても、ジュースや砂糖をたっぷり入れたコーヒーなどを口にしているという方も少なくないでしょう。
眠気対策のためにも、砂糖たっぷりの食べ物、飲み物はできるだけ控えるようにしましょう。
どうしても食後に甘みが欲しいという方は、果物などを選んでみるのがおすすめです。
ランチ後の眠気対策☆食べ方編
ランチ後の眠気対策のためには、食事内容だけでなく、食べ方にも注意することが大切です。
例えば「早食い」をすると、血糖値の上昇にインスリンの分泌が間に合わなくなり、血糖値が高くなりやすくなってしまうことがあります。
ランチは忙しい中での食事という場合も多く、つい急いで食べてしまいがちですよね。
ですが、昼から眠くなって仕事の効率が落ちてしまうのを防ぐためにも、ゆっくり噛んで、ゆっくり食べることが大切なのです。
それから、食べる順番も大切なポイントの1つです。
最初は野菜やお肉を食べ、最後に炭水化物を食べるようにすれば、血糖値が急激に上がりにくくなります。
サラダ→主菜→主食という順番を心がけてみましょう。
また、「腹八分目」で食事をやめることも大切です。
満腹になると、消化のために多くのエネルギーが使われてしまいますので、集中力が低下します。
腹八分目の「少し物足りないかな」というところで食事をストップして、集中力を保つようにしましょう。
眠気と血糖値の関係について~まとめ~
眠気と血糖値には深い関係があります。
健康診断などで「糖尿病」とは診断されていない方でも、食後には急激に血糖値が乱高下し、体に負担がかかっていることもあるかもしれません。
ランチ後に激しい眠気に襲われ、どうしてもウトウトしてしまうという方は、食事の内容や食べ方を見直し、健康のために対策してみましょう。