ほくろは場所や大きさによっては、大きなコンプレックスになることもありますよね。
ですが、ほくろを除去するとなると、病院でそれなりの治療費を支払わなければならず、「そこまでするのはちょっと・・・」と考えてしまっている方も少なくありません。
実はそんなほくろ、精油ジェルを用いたケア方法で、自分で除去することも可能という噂があるのです。
では、本当に精油ジェルでほくろを除去することは可能なのでしょうか?
精油ジェルの効果と正しい使い方について調べてみました。
精油ジェルでほくろの除去は可能?
そもそも精油ジェルとはどのようなものなのかと言うと、これは台湾で製造される、セルフケアでほくろを除去するためのアイテムのことを言います。
日本で手に入れるためには、個人で海外から取り寄せるという形になります。
ちなみに、「精油ジェル」とは呼ばれていますが、クリームタイプのものもあります。
では、そんな精油ジェルで本当にほくろの除去が可能なのかと言うと、これはあくまでも民間療法であり、100%ほくろが除去できるとは言いきれません。
実際に使用している方から寄せられた口コミ情報などをチェックしてみても、「塗り続けていると、ほくろがポロッと取れた」という声もあれば、「効果が実感しにくかった」と感じている方もいるようです。
また、ほくろ自体は取れたものの、「跡が残ってしまった」という声もありますので、使い方には注意が必要です。
病院などで行われるほくろの除去とは違い、あくまでも自己責任で行うほくろ除去ですので、色素沈着などの危険性があることは覚悟のうえで使用するべき、と言えますね。
精油ジェルの効果とは?
精油ジェルは実際に使ってみて「ほくろが除去できた」という声もありますが、果たしてどのような効果でほくろを除去しているのか気になるところですね。
精油ジェルには、皮膚組織の内部に入り込んでほくろを溶かす効果がある成分が含まれています。
ほくろに塗布することで、内側からほくろを溶かし、腐食していくことができるのです。
その結果、腐食した部分のほくろがポロリと取れます。
また、取れた後の部分は傷跡となりますが、お肌のターンオーバーにより徐々に新しい皮膚が押し上げられ、傷跡も消えていきます。
そして最終的には、ほくろが消えてキレイになるという仕組みなのですね。
精油ジェルというと、なんとなくお肌に優しいイメージがありますが、その効果は「ほくろに入り込んで溶かす」というものです。
そのため、いくら手軽にできるセルフケアとは言っても、自己流で適当な使い方をするのは良くありません。
正しく使わなければ思わぬ肌トラブルを起こす恐れもありますので、注意が必要です。
精油ジェルの使い方は?
精油ジェルの使い方は、決して難しいものではありません。
ですが、間違えた方法で使用すると、お肌に悪影響を及ぼす恐れもありますので、きちんと説明書や注意書きを読んでから使用することが大切です。
まず精油ジェルの基本的な使い方ですが、これは1日1回、3日間塗布して使用します。
1~3日目は、綿棒などを用いてほくろの部分のみに、精油ジェルを塗布して3分放置します。
その後、しっかりと水で洗い流します。
4日目以降は、精油ジェルの使用はやめましょう。
3日間使用すると、塗布した部分がカサブタになってきます。
このカサブタが完治するまで、傷をリカバリーするシールを貼っておきましょう。
精油ジェルは大量に使用したり、頻度を多くしたりすることで効果が高まるものではありません。
用法・用量はしっかり守ってください。
また、使い方をチェックしてみると、「顔以外に使用できる」といったことが記載されているものもあります。
顔は特にお肌がデリケートなので、顔に使用できると明記されているもの以外は使わないようにしましょう。
それから、精油ジェルはお肌に合わないこともありますので、まずは目立たない場所でパッチテストを行うことも大切です。
腕の内側などに少量の精油ジェルを塗布して、お肌にトラブルが起こらないかどうか確認してから、ほくろ除去に使用していきましょう。
精油ジェルは気軽で簡単な使い方が魅力のほくろ除去方法ではありますが、使用する際には、こういった注意点をしっかり守ることが大切です。
コンプレックスを無くすために使うはずの精油ジェルで、より目立つ肌トラブルが起こってしまうようなことがないように、正しく使っていきましょう。
精油ジェルでのほくろ除去について~まとめ~
精油ジェルはほくろを除去する効果が期待できるアイテムではありますが、あくまでも自己責任で行うため、「絶対にキレイに除去できる」とは言い切れません。
それでも、安価で手に入り、自宅で気軽にほくろ除去ができるというメリットがあるため、大変な人気があるのも事実です。
使ってみたい時には、肌トラブルのリスクがあることも理解したうえで、まずは目立たない場所でお試ししてみるのがおすすめです。