ダイエットに効果的と言われる食品にはいろいろありますが、中でも注目されているものの1つが「ミューズリー」です。
では、そんなミューズリー、栄養価やカロリーはどれほど優れているのでしょうか?
また、ダイエットや健康維持のために「糖質制限」を心がけている方もいらっしゃいますよね。
そんな糖質制限中の方の場合、ミューズリーは食べても大丈夫なのかどうかというのも気になるところです。
そこで、そんな話題の食品、ミューズリーについての気になる疑問を徹底解明していきます!
ダイエットに注目のミューズリーとは?
そもそもミューズリーとは何なのか、どんな食べ物なのか知らないという方もいらっしゃるでしょう。
ミューズリーというのは、簡単に言うとシリアルの一種です。
シリアルと言えば、グラノーラなどをイメージする方も多いですね。
ですがミューズリーは、グラノーラとは少々違い、より素朴でシンプルなタイプのシリアルなのです。
その内容は、オートミールやナッツ、それからドライフルーツといったものとなっています。
一般的なグラノーラでは砂糖など甘みが添加されていますが、ミューズリーは砂糖や植物油を一切使用していないのが大きな特徴です。
また、このシリアルは「焼き上げる」という工程を経ていません。
ここがグラノーラとの大きな違いですね。
ミューズリーの栄養価やカロリーは?
甘くないシリアル、ミューズリーですが、ダイエットに活かすのであれば、気になるのが「栄養価」と「カロリー」ですよね。
ダイエットを成功させるためには、しっかり栄養を摂りながらカロリーは制限していくのが理想的です。
ではミューズリーの栄養価はどうかと言うと、これはダイエット中に特に必要と言われる「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」が大変豊富に含まれていることが知られています。
これらの栄養素は特に、ダイエット中には不足しやすく、キレイ痩せを叶えるためには必要不可欠なものばかりなので、それをしっかり補給できるミューズリーは栄養価が理想的な食品であると言えるでしょう。
ミューズリーはオーツ麦から作られたオートミールがメインですので、このオーツ麦に含まれる食物繊維や鉄分、カルシウムをしっかり摂取することができます。
また、ビタミンや食物繊維が濃縮されたドライフルーツ、天然のサプリとも呼ばれるナッツなども共に含まれることで、鉄分や銅、カリウム、カルシウム、食物繊維などの栄養がたっぷり含まれた食品となっているのです。
ですが、これだけ栄養価が高いと、不安になるのがカロリーですよね。
実はミューズリーは、ダイエットの大敵である「カロリー」も、非常に低いことで知られているのです。
なんと1食分、50gのカロリーは約185キロカロリー程度しかありませんので、これなら安心して食べることができますね。
牛乳やヨーグルトを加えて食べる方が多いのですが、これらをプラスしても、300キロカロリー程度で済ませることができます。
豊富な栄養をしっかり摂取できるのに、これだけ低カロリーなら、ダイエットの心強い味方になってくれることは間違いないでしょう。
しかも脂肪の代謝を促進するビタミンB群も豊富に含まれているので、効率よくダイエットを行いたい時にもピッタリなのです。
ミューズリーは糖質制限中でも可?
ミューズリーは低カロリーで栄養価が高いだけでなく、実は糖質制限中の方にもおすすめの食品です。
まず、ミューズリーは含まれる糖質が少ないのが大きな魅力の1つと言えます。
白米のごはんは茶碗1杯分で約52g程度の糖質が、食パンなら1枚で約27gの糖質が含まれますが、ミューズリーは1食分50gで約12gしか糖質が含まれていないのです。
比較してみると、ミューズリーは非常に糖質の少ない食品であることが分かりますね。
しかもミューズリーは、低GI食品であるということも分かっています。
未精製の穀類であるオートミールが主になっているミューズリーは、食物繊維が豊富なため、血糖値の上がり方が緩やかになるのです。
血糖値の急激な上昇が抑えられるため、身体が脂肪を溜め込みにくくなり、痩せやすくなるというメリットもあるのですね。
このように、ミューズリーは糖質制限を行っている方にとっても、非常にメリットの大きい食品であることが分かります。
ただし、食べ過ぎは良くありませんので、あくまでも1日あたり50g程度の目安量を超えないようにしましょう。
ダイエットの心強い味方「ミューズリー」について~まとめ~
ミューズリーは栄養価が高いのに低カロリーで、しかも含まれる糖質も少ないため、まさにダイエットには理想的な食品であるということが分かります。
しかもダイエット中に積極的に摂取したい食物繊維やビタミンB群も豊富なので、効率的なダイエットや、キレイ痩せを叶えてくれるというのも魅力的ですね。
ただし、いくらダイエットに良いからと言っても、食べ過ぎは禁物です。
1日あたりの摂取目安量を守りながら上手に取り入れ、ストレスフリーなダイエットを成功させてしまいましょう!