甘くてホクホクの夏野菜、カボチャ。
さっぱりした食材が多い中で、ちょっと違った雰囲気の夏野菜ですよね。
そんなカボチャ、夏バテに効果ありな栄養素を含む優秀な食材なのです。
では、カボチャに含まれるどんな栄養が、その嬉しい効果をもたらしてくれるのでしょうか?
また、どのようなレシピにすると効果的なのか、という点もチェックしてみましょう。
カボチャは夏バテに効果あり
まずカボチャは、夏バテに本当に効果ありなのかどうか、というのが気になるポイントですよね。
結論から言えば、これは効果ありです。
なぜなら、カボチャは夏バテに効果的な栄養素をたっぷり含んだ、栄養満点な緑黄色野菜だからです。
一般的によく食べられているのは西洋カボチャですが、これには豊富なカロテンやビタミンC、ビタミンE、カリウムといった栄養素が含まれています。
これらの栄養素は体を元気に支えていくために必要不可欠なものですよね。
例えばカリウムなどは、体の中の余分な水分や塩分を排出するのに役立ちます。
その結果、体の中から不調の原因を取り除き、夏バテしにくい健康な状態に導くことができるのです。
また、カボチャの大きな魅力は、その食べやすさです。
カボチャは甘味があり、特に野菜が苦手な子供なんかでも、美味しくいただくことができますよね。
そのため、夏バテで食欲が低下している子供に与えると、効率良く栄養補給ができるというわけなのです。
カボチャの栄養は、特に皮やその近くに多く含まれています。
他の野菜だと、皮を食べることに抵抗を感じてしまうような野菜もありますが、カボチャは皮まで美味しくいただきやすいというのも嬉しいポイントですね。
しかもカボチャは、種にも栄養がありますが、この種も食べることができます。
乾燥させたり炒ったりして食べますが、面倒なら市販されているカボチャの種を買ってみましょう。
味が美味しいだけでなく、栄養が凝縮されているので、夏のおやつにぴったりですね!
カボチャはこのように、夏バテ対策の食べ物として非常に優秀な側面を多々持っているのです。
夏バテにカボチャのレシピ☆冷製スープ
夏バテにカボチャの栄養が効果的、なんて言っても、やっぱり「暑くて食欲もないのに甘くてホクホクしたものなんて食べられない!」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時には、冷製スープにチャレンジしてみましょう。
鍋にバターを熱して薄切りにしたタマネギと小さく切ったカボチャを炒め、タマネギがしんなりしたらコンソメを加えて煮ます。
カボチャが柔らかくなったら粗熱を冷ましてミキサーにかけ、なめらかになったら鍋に戻し入れ、牛乳や豆乳を加えて塩コショウで仕上げます。
あとは冷蔵庫でしっかり冷やせば良いだけです。
牛乳や豆乳の栄養も同時に摂取できますし、水分もたっぷり摂れますので、夏バテ対策のレシピとしては非常に魅力的ですね。
滑らかなので小さな子供でも食べやすいのも嬉しいポイントです。
食欲がない時には、そんな栄養満点でお手軽なカボチャの冷製スープ作りにチャレンジしてみましょう。
夏バテにカボチャのレシピ☆豚肉と炒めて!
夏バテにカボチャのレシピでおすすめなのが、豚肉と炒めるものです。
豚肉にはビタミンB群が豊富で、これには夏バテの疲れを癒やしてくれるパワーがあります。
そのため、豚肉は夏バテ対策食材としても有名ですよね。
そんな豚肉と炒めたレシピにチャレンジする際には、味付けは顆粒タイプのコンソメや粉チーズをかけても良いですし、ケチャップでも良いでしょう。
ですが、夏バテ対策という視点で考えるなら、甘酢炒めがオススメです。
酢にはクエン酸が含まれており、これにもまた、高い疲労回復効果があることで知られています。
夏の暑さによる疲れを癒やすのにピッタリですね。
食材の組み合わせ方の工夫や味つけの工夫で、カボチャはより夏バテに効果的な、魅力的な食材に生まれ変わるのです。
まとめ
カボチャは夏バテに効果的で、しかも栄養豊富な優秀食材です。
甘くておいしい味を活かして、お料理だけでなくお菓子作りなどにも活かされていますので、色々なレシピで取り入れてみると良いでしょう。
子供たちの食欲低下にも対策でき、夏のストレスが緩和されるかもしれませんね。