筋トレをして引き締まったキレイなボディラインを目指したり、健康維持に活かそうと考える人が増えてきていますね。
そんな筋トレを考える方の間で、今注目されているのが、「初動負荷トレーニング」という方法です。
では、初動負荷とはどんなトレーニング方法なのでしょうか?
ジムに行くのが難しい方のために、自宅でのやり方も併せて紹介していきます。
初動負荷トレーニングとは?
「初動負荷トレーニング」という言葉を初めて耳にするという方もいらっしゃるでしょう。
一体どんなトレーニングなのか、気になるところですよね。
初動負荷トレーニングとは、簡単に言うと、「動作が始まる瞬間に負荷をかけるトレーニング」です。
これは株式会社エンタープライズの代表を務める小山祐史さんが考案した、日本発祥のトレーニング法で、トップアスリートの間でも注目を集めています。
この初動負荷トレーニングの大きな特徴は、「本来の運動に近い自然な負荷を与える鍛え方」ができるという点です。
例えばバーベルを持ち上げる時をイメージしてみると、初動時に最も力が入りますよね。
このような初動時に負荷エネルギーが大きくなる方法が、人間本来の運動であると言えるのです。
そんな初動負荷トレーニングには、「柔軟性が高まりやすい」「関節可動域が開発されやすい」「スピードや持久力が向上しやすい」といったメリットがあります。
また、血圧や心拍数が上がりにくいトレーニング方法でもありますので、取り組みやすいのも魅力の1つですね。
初動負荷トレーニングの基本的なやり方は?
初動負荷トレーニングの基本的なやり方は、専門のマシンを用いた方法になります。
ジムなどにあるマシンというと、重量のもので筋肉に刺激を与えるようなイメージがありますよね。
ですが、初動負荷トレーニングの専用マシンは軽量で、マシンに動きを誘導されるような形でトレーニングを行うのが大きな特徴です。
そんな専用のマシンを置いているジムで、プロに指導を受けながら行うのが、理想的な初動負荷トレーニングの方法であると言えます。
実は初動負荷トレーニングは、マシンの構造に大きな特徴があり、神経にフォーカスした動きができるようになっています。
そのため、これを自己流で再現するのは大変難しいのが現実です。
正しい方法で、本格的に初動負荷トレーニングを行いたいという場合には、専用のマシンを設置しているジムを訪れましょう。
初動負荷トレーニング☆自宅でのやり方は?
初動負荷トレーニングは自己流で行うのは難しい方法ではありますが、これに近いトレーニングであれば、自宅でも行うことが可能です。
そこで、初動負荷トレーニングに近い運動の、自宅でのやり方を紹介していきましょう。
ダンベル運動
まずは1~2キロ程度の軽いダンベルなどのウエイトを用意し、これを両手に持ちます。
そして、手をらせん状に回すようにしながら挙げていきます。
特に肩・肘を曲げて伸ばす瞬間は、リズミカルに、やや速度を上げるようにしてみましょう。
腕立て伏せ
ヒザをついた状態で腕立て伏せをすることで、負荷を軽くします。
そして、肩と肘を伸ばす際に少し、速度を上げるようにしながら、柔らかく腕立て伏せをしていきましょう。
また、壁を使った腕立て伏せも負荷が軽く、マシンが不要なので行いやすいですね。
自宅でもできる初動負荷トレーニングとしては、こういった方法が挙げられます。
ただし、まずは1度、初動負荷トレーニングを実施しているジムで、本格的なトレーニングを体験してみることがおすすめです。
自己流の思い込みでは効果が出にくかったり、怪我をしてしまう恐れもありますので、まずはプロの指導を受けてみましょう。
初動負荷トレーニングについて~まとめ~
初動負荷トレーニングは、イチローなども取り入れていることで知られる注目のトレーニング方法です。
スポーツをする人にとって多くのメリットがあるだけでなく、スポーツをしない人にとっても、健康維持などに役立つことが分かっています。
そんな魅力的なトレーニング方法を、ぜひ取り入れて、自宅でも実践してみましょう!