私製はがきと官製はがきの違い@切手代や郵便番号枠など規定とは?

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はがきには、私製はがきや官製はがきなど種類があり、どんな違いがあるのか、どう選べば良いのか悩んでしまいますよね。
そこで、そんなはがきの種類と、それぞれの規定について調べてみました。

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私製はがきと官製はがきの違いは?

はがきには、主に私製はがき・官製はがき・通常はがきなどの種類があります。
では、これらの違いはどこにあるのでしょうか?

まず大きな違いとして挙げられるのは、私製はがきは切手を購入して貼り付けなければならないのに対し、官製はがきや通常はがきは、切手を購入する必要がないという点です。

私製はがきというのは、観光地などでよく販売されている、郵便局以外で作られたはがきのことを言います。
もちろん、観光地に限らず、自分で手作りしたはがきも「私製はがき」に含まれます。
この私製はがきには、切手分の料金が含まれていませんので、切手を別に購入する必要があるわけです。

これに対して、官製はがきや通常はがきは、切手を貼るべき位置に絵と料金が印刷されており、切手を貼る必要はありません。
つまり、はがき代+切手代が発生する私製はがきよりも、官製はがき・通常はがきの方がお得に利用できるということが言えるのですね。

それからもう1つ、大きな違いと言えるのがデザインです。
私製はがきは各観光地の写真や可愛らしいイラストなどが印刷されていたり、自分で手作りしてお好みのデザインに仕上げたりすることができます。
つまり、多様なデザインが楽しめるのですね。

これに対して官製はがき・通常はがきは切手の部分だけ絵柄が印刷されており、基本的にはシンプルなデザインのものとなっています。

私製はがき・官製はがきの切手代は?

私製はがきと官製はがきには、具体的にはどの程度の切手代が発生するのか、というのも気になるところですよね。

まず、官製はがきに関しては先ほども記述しましたように、はがきそのものを購入すれば、切手を別途購入する必要はありません。
官製はがきの値段は1通62円で、往復はがきの場合は1通124円となります。
ただし、現在では「官製はがきという値段は使われておらず、「通常はがき」という名称で販売されています。

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では、私製はがきを使う場合に切手代がいくら必要なのかという点ですが、これは官製はがきと同じ料金で、62円となります。
ただし、これはあくまでも私製はがきの規格が守られていた場合の切手代であり、これを超えてしまった場合は、第一種郵便物の扱いになってしまいます。
第一種郵便物には定形郵便物、定形外郵便物、郵便書簡、レターパック、スマートレターがありますので、大きさや重さによって料金が変わってきます。

ちなみに、私製はがきでも往復はがきを作ることができますが、この場合も官製はがきと同様の料金で、124円の切手が必要となります。

「私製はがきを手作りして使いたいけれど、切手代が足りるか不安」という場合は、郵便局で計測してもらい、正しい切手代を払うようにしましょう。

私製はがきの郵便番号枠など規定は?

私製はがきを手作りした場合には、官製はがき・通常はがきのような郵便番号枠もなく、どのように使えば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。
そこで、私製はがきの規定についてチェックしてみましょう。

まず私製はがきは、大きさに決まりがあります。
「縦14~15.4cm・横9~10.7cm・重さ2~6gの間」という大きさの決まりを守って作るようにしましょう。
この規定に沿って作られた私製はがきであれば、62円の料金で送ることができます。
往復の私製はがきを作る場合は、「縦18~21.4cm・横14~15.4cm・重さ4~12g」が決まりとなっています。

また、紙質や厚さについては、官製はがき・通常はがきと同等以上のものと定められています。
表面の色彩は、白色または淡色で、表面の上部又は左側部に「郵便はがき」又はこれに相当する文字を書かなければなりません。
往復はがきの場合は、「郵便往復はがき」と記載が必要です。

それから、郵便番号枠についてですが、これは必要ありません。
ですが、もし枠を作りたい場合には、金赤か朱色でJIS規格に合わせた箇所に入れる必要があります。
青色や黒色を使った郵便番号枠だと、郵便番号を読み取る機械が間違えて反応してしまう恐れがあるので、これらの色は使わないようにしましょう。

私製はがきを作る際には、これらの規定に注意しながら、はがきとしてきちんと使えるものを作りたいですね。

私製はがきと官製はがきについて~まとめ~

手作りしたり、観光地などでも購入できる私製はがきと、郵便局で販売されている官製はがき・通常はがき。
私製はがきはデザインが多様で、楽しめるのが大きな魅力で、官製はがき・通常はがきは切手不要でお得なうえに便利なのが嬉しいポイントです。
違いを知り、それぞれの利点を活かして上手に使い分けてみましょう!

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