結婚式を挙げる日程を考える時には、招待するゲストの方々も出席しやすいように、休日を選ぶことが多いですよね。
そのため、翌日まで休みになる方が大半のゴールデンウィークは狙い目に思えてしまいます。
しかも、式場もこの時期は安い価格設定をしていることもあり、見逃せませんね!
ですが、実はそんなゴールデンウィークの結婚式は非常識であるという声もあるのです。
迷惑だからやめた方が良い、とまで言われるこの時期の結婚式。
一体何がいけないのでしょうか?
また、このゴールデンウィークの結婚式は欠席の返事を出してもOKなものなのでしょうか?
気になるポイントを紹介していきましょう。
ゴールデンウィークの結婚式☆非常識?
ゴールデンウィークが世間一般からしてどういう休日かを知っておくと、どうしてゴールデンウィークの結婚式が非常識なのかが分かってきます。
独身同士が、この日ようやく結ばれることになる結婚式ですから、当人たちはそれほど、このゴールデンウィークの意味を分かっていないでしょう。
仕事も休みだし、ゆっくり楽しんでもらえたら、くらいの気持ちで計画しているものです。
ですが、結婚式に親類や、既婚者の友人などを招待する場合、実は非常識と感じられることが多いのです。
なぜなら、こういったファミリー層にとってゴールデンウィークは、家族との時間を大切にしたい休日だから。
年に数回しかない大型連休であり、しかも気候の良い季節だから、旅行なんかにも出かけたいわけです。
そこに結婚式に招待されると、無碍に断ることもしにくく、大変迷惑な話になってしまいます。
そのため、結婚式をゴールデンウィークに挙げることは、「さすが独身、非常識ね!」という印象になってしまうものなのです。
自分たちだけで、あるいはごく近しい親類や少人数の親友のみで開催するような結婚式なら、そんな風に非常識と捉われることは少ないでしょう。
ですが、大勢の方をゲストに招く予定であれば、相手の都合も考え、ゴールデンウィークという家族サービスのためにある大型連休は避けるべきと言えますね。
ゴールデンウィークの結婚式は迷惑!
ゴールデンウィークの結婚式は迷惑と捉われる理由には、他にも金銭的な面も挙げられます。
例えば、ゴールデンウィークはどこのお出かけスポットも混雑するため、かなり早めの時期から予約を入れている人もいます。
それが、断りづらい結婚式に招待されてしまうと、これをキャンセルしなければならない羽目になるケースもあるのです。
キャンセルしてしまえば、もちろんキャンセル料なども発生しますし、他のゴールデンウィークの旅行計画も立てにくくなりますよね。
これは大変に迷惑な話です。
もしどうしても、結婚式をゴールデンウィークにと考えているなら、事前に招待状の前に、ある程度電話やメールなどで、いつ開催するのかを早めの時期に伝えておくべきでしょう。
ギリギリのお知らせでは、かなり迷惑をかけてしまう恐れがあります。
それから、ゴールデンウィークと言えば旅行やお出かけのために、かなりの出費がかさむということがありますよね。
そして結婚式のご祝儀と言えば、最低でも3万円は包むことになります。
すると、一気に出費がかさんでしまい、大変苦しくなってしまうというわけです。
ゴールデンウィークの結婚式は、このように、イロイロな意味で迷惑と捉われてしまいやすいので、要注意ですね。
ゴールデンウィークの結婚式☆欠席はOK?
正直、結婚式の招待状を送り、これに対して欠席の返事が来ると、ショックを受けてしまいますよね。
では、ゴールデンウィークの結婚式は欠席してはいけないのでしょうか?
これは、やはり基本的なマナーとしては、どうしようもない理由がない限り、欠席は避けるべきであると言えます。
ですが、旅行などを早々に計画し、予約してしまっている場合には、欠席という返事でも仕方がないでしょう。
その場合は、はがきによる返事ではなく、電話などできちんと理由を伝えて、誠意を込めて謝罪をすることが大切です。
「家族も楽しみにしている旅行があるから、ごめんなさい」とお断りすれば、相手も分かってくれるでしょう。
また、ゴールデンウィークに結婚式を挙げる側も、この欠席に関しては覚悟が必要です。
「みんなお出かけしたい時期を選んでしまったのだから、欠席者がいるのは仕方がない」というくらいの気持ちで構えておきましょう。
そして、もし欠席の返事がきても、その人を恨んだりしないことです。
ショックですが、「ファミリーのための大型連休だからしょうがないね!」と開き直ってしまいましょう。
周囲から見れば、非常識とも思われる時期に式を挙げることを決めたのは自分たち。
ですから、欠席者が出るのは当然で、来てくれた人たちと楽しめば良い、というくらいの気持ちになる必要がありますね。
まとめ
ゴールデンウィークの結婚式が非常識だなんて、正直、考えたことも無かったという方もいらっしゃるでしょう。
確かに迷惑と感じるか、それとも休日が続くところだから時間を気にせず思いきり楽しめるのか、感じ方は人それぞれです。
ですが、中には大切な家族との予定をすでに入れてしまっている人もいるということは、忘れてはなりませんね。
招待するゲストへの思いやりの気持ちを持って、日取りを決めることが大切ですね。