室内をおしゃれに楽しむためにも、また足元の冷えを防ぐためにも、大活躍してくれるのがカーペットです。
冬場はこういった敷物アイテムが必需品になりますよね。
特に赤ちゃんがいる家庭では、フローリングの床では硬くて冷たいのでかわいそう、とカーペットを敷かなければならない気分になってしまいます。
では、夏のカーペットは赤ちゃんがいる家庭で、必要なものなのでしょうか?
もし使用するなら、できるだけ涼しく使いたいですよね。
涼しいカーペットとはどういったものなのか、という点も併せて紹介していきます。
夏のカーペット☆赤ちゃんに必要?
寝返りの時期やハイハイの時期には、冷たい床を転げまわるのはかわいそうで、夏もカーペットを赤ちゃんのために敷いているという家庭が少なくありません。
では実際に、夏のカーペットは必要なのでしょうか?
まず、ハイハイ時期の赤ちゃんは特に、バランスを崩して重い頭からコロン、と転がってしまうことがあります。
そんな時にカーペットを敷いていればクッションになり、衝撃を和らげてくれるというメリットがありますね。
それから、フローリングの床の冷気からも守ってあげることができるという点も大きなメリットです。
ですが、冬に使用するモコモコした素材のラグマットなら良いとして、実は夏に使うようなカーペットの場合、涼しさを重視しており、厚みも薄く、クッション性、保温性共に劣る可能性が高いのです。
つまり、赤ちゃんのために必要な条件を満たしていないことになります。
さらにカーペットは、赤ちゃんのアレルギーなどにも大きく関係していると言われる、ダニ、ハウスダストの温床になりやすいアイテムです。
何も敷かないフローリングの床の方が、清潔を保ちやすいと言えます。
また、赤ちゃんはおもらしをしたり、食べ物、飲み物をこぼすことも頻繁にあります。
そんな時、床なら拭き取るだけで済みますが、カーペットがあると染み込み、洗濯しなければならない事態になるので大変ですよね。
これらのことから、できることなら赤ちゃんがいる家庭では、夏のカーペットは使用しないようが良いということが言えるのです。
夏のカーペット☆赤ちゃんに使うなら?
どうしても夏のカーペットを赤ちゃんに使いたいという場合には、とにかくお手入れがしやすいものを選ぶことが大切ですね。
汚れを弾いて、さっと拭き取るだけで大丈夫な素材のものや、丸洗いが気軽にできるというものなどは、赤ちゃんが汚してしまってもストレスになりにくいですね。
あまりにも大きいタイプのものは、洗濯機に入りにくいこともあるので、できればコンパクトなものを使用した方が良いでしょう。
それからクッション性に関しても、ある程度弾力のある素材を選んだ方が、赤ちゃんを守るという意味では役立ってくれます。
毛足は短く、涼しげだけどクッション性が確かなものを選ぶと良いですね。
保温性に関しては、意外と夏場の赤ちゃんは平気ですので、フローリングそのままの冷たさでも、それほど問題はありません。
むしろフローリングの冷たい床で眠りたがるほど、赤ちゃんは暑がりです。
赤ちゃんがいる家庭で、どうしても夏にもカーペットを使用したいというのであれば、こういった条件を満たしてくれるものを厳選しなければなりません。
夏のカーペット☆涼しい使いやすいものは?
夏のカーペットで涼しい、赤ちゃんがいる家庭でも使いやすいものとして、まず挙げられるのがコルクマットです。
コルクマットはクッション性に優れ、また汚れも染み込みにくいので、ササッと拭き取ることで清潔を保ちやすいのが大きな魅力です。
しかも床のひんやり感を和らげることができるというのも大きな魅力ですね。
また、繊維にはなっていないためダニやハウスダストの温床になることもありません。
清潔に保てるというのは、赤ちゃんにとって何よりも嬉しいポイントです。
しかも毛足がフサフサしたものではありませんので、暑苦しさもなく、夏でも涼しいのが嬉しいですね。
それからもう1つ、涼しいという観点で特におすすめなのがイグサのラグです。
これは吸湿性と放湿性に優れており、部屋の湿度を管理してくれるという観点では大変機能的なアイテムです。
さらにイグサには抗菌作用もありますので、これも清潔を気にする赤ちゃんがいる家庭では大きな魅力になりますね。
適度な弾力があり、クッション性にも優れているうえに、リラックス効果をもたらしてくれることでも知られていますので、夏には夏らしいイグサのラグで、インテリアを楽しんでみましょう!
まとめ
夏のカーペットは赤ちゃんがいる家庭では必ずしも必要なものではありませんが、涼しい、しかも機能的なものもいくつかあります。
そういった赤ちゃん向けのカーペットを選び、役立ててあげれば、赤ちゃんがより快適にハイハイできる空間を作り出してあげられますね!
素敵なコルクマットやイグサラグで、夏のインテリアを満喫してみましょう。