韓国冷麺のどんぐり麺とは?カロリーや糖質、原料、炭水化物や栄養素を調べてみた!

スポンサードリンク

コシのある麺とさっぱりした味わいのスープの組み合わせが人気の韓国冷麺。日本では盛岡冷麺が有目ですが、韓国で人気のどんぐり麺というメニューを聞いたことがある方もいるかも知れません。

日本では食べ物として馴染みの薄いどんぐりですが、一体どのような味なのか気になりますよね。

この記事では、どんぐり麺とはどのようなメニューなのか、カロリー・糖質や原料を調べたのでご紹介します。この記事を最後まで読めば、どんぐり麺の由来や製法、栄養素まで分かるようになります。

韓国冷麺のどんぐり麺とは?

どんぐり麺とは、どんぐり粉を原料とした冷麺の種類の一つです。

一般的などんぐり麺は、小麦粉やそば粉にどんぐりの粉を混ぜて作られています。

どんぐり麺は黒みがかった茶色で、細い見た目の麺です。実は麺自体にどんぐりの味がするわけではなく、ほんのり香ばしい程度です。どんぐり麺の特徴は、味というよりもその食感にあります。一般的な冷麺よりも弾力があり、コシが強い食感が病みつきになる日本人も少なくありません。

日本の焼肉屋で目にすることは少ないですが、通販で手に入れることができるほか、韓国の飲食店でいただけるお店もあるようです。

どんぐり麺を家庭で調理する方法はシンプルです。1分ほど麺を湯がいて、冷水でしめるだけ。本場の韓国では、キムチ・チャーシュー・ゆで卵などをトッピングして食べるのが一般的です。

どんぐり麺のカロリーや糖質

どんぐり麺は炭水化物であり、100gのカロリーは244kcal、炭水化物は57.6gです。カロリーや糖質は高いですが、どんぐり麺の原料に使われるどんぐり粉は小麦粉よりカロリーが低く、冷麺の中ではヘルシーなメニューと言えます。

糖質は低くはありませんが、低GIであるため食後の血糖値の上昇を穏やかにする食品です。脂っこい焼肉の最後に、さっぱりとした味わいで恋しくなることも多い冷麺。どんぐり麺を選べば、食事の満足感を得ながら健康面にも気をつかった食事を摂ることができます。

どんぐり麺の原料、炭水化物や栄養素

どんぐり麺の原料はそば粉や小麦粉にどんぐり粉を混ぜたものです。

どんぐり麺は炭水化物であり、カロリーは小麦粉のみで作られる冷麺より低いです。

栄養素にも違いがあります。どんぐりは小麦に比べてビタミンCを豊富に含みます。また、どんぐりに含まれるアルニック酸は体内の有害物質を浄化するデトックス効果があるとされています。

朝鮮の医書「東医宝鑑」によると、どんぐり麺には下痢やむくみに効果があるとされ、朝鮮では身体の調子を整える効果のある食品として古くから親しまれています。

スポンサードリンク

どんぐり冷麺と韓国冷麺と盛岡冷麺違い

どんぐり冷麺・韓国冷麺・盛岡冷麺の違いは、その原材料にあります。

盛岡冷麺の原料は小麦粉が主流、韓国冷麺の原料はそば粉とでんぷんが原料です。そしてどんぐり麺は、そば粉や小麦粉にどんぐり粉を混ぜたものが原料です。

カロリーの違い

どんぐり麺のカロリーは韓国冷麺や盛岡冷麺に比べると低いです。

なぜなら、どんぐり粉は小麦粉に比べると低カロリーだからです。小麦粉100gが368kcalに対して、どんぐり粉は100g当たり240kcalです。

一見、あっさりしてカロリーも低いのではないかと感じられてしまう冷麺。ですが、炭水化物が大半であるため、意外とカロリーは高めです。韓国冷麺や盛岡冷麺は、1杯あたりのカロリーが500kcal前後であり、トッピングをすれば更にカロリーは高くなります。さっぱりした味わいで、焼肉のあとの締めに人気の冷麺ですが、一杯で1食分のカロリーを摂取できてしまうことになります。

同じ冷麺でも、カロリーの観点からは韓国冷麺や盛岡冷麺よりもどんぐり冷麺の方がヘルシーと言えます。

辛さの違い

韓国冷麺の「咸興冷麺」には辛みがあるのに対して、どんぐり麺、盛岡冷麺、韓国冷麺の「平壌冷麺」のスープに辛味はありません。

韓国冷麺には「咸興冷麺」と「平壌冷麺」があります。このうち「咸興冷麺」はコチュジャンをベースとした赤くて辛いタレで辛味があります。「平壌冷麺」はキジ肉などでとった出汁であり辛みはありません。

盛岡冷麺はもともと辛さに慣れていない日本人の口に合うように韓国冷麺をアレンジして作られました。牛骨と鶏ガラをベースにしたスープであり、辛みはありません。

具材の違い

どの冷麺もさっぱりとした味わいの具材が中心です。

どんぐり麺には蒸し豚やゆで卵、キムチやキュウリを乗せて食べるのが一般的です。他の冷麺も使う具材は似ていますが、地方や店によって若干異なります。

韓国冷麺の「平壌冷麺」はスープ自体に辛みがないため、水キムチを混ぜて辛みを後から足す人もいます。スープ自体に辛みのある「咸興冷麺」には、噛みごたえのある肉や卵が合うとされており、韓国では果物のなしをトッピングするのも一般的です。

盛岡冷麺には、りんごやスイカをのせて食べることもあります。これらは食べること以外にも、見た目を華やかにすることで食欲を高める意味もあります。

韓国冷麺のどんぐり麺とは?~まとめ~

どんぐりを使った冷麺は、その独特の食感とヘルシーさから韓国では人気メニューです。

カロリーは低くありませんが、焼肉のしめに食べたい場合でも血糖値の上昇が穏やかという特徴があるのは嬉しいポイントです。

まだまだ日本では見かけることが少ないどんぐり麺ですが、日本人の好きな食感であり、ヘルシー志向の方にはおすすめのメニューと言えます。

まだ試したことがない方は通販であれば手軽に手に入れることが出来るので、ぜひどんぐり麺を楽しんでくださいね。

スポンサードリンク
タイトルとURLをコピーしました