卵の殻は食べれるの?成分は?表面に菌はついてないの?

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卵は、日常的に食べられている、大変ポピュラーな食品の1つですよね。
ですが、この卵を覆っている「殻」の部分は食べることができるのか、疑問を抱いたことがあるという方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

卵の殻は食べられる部分なのか、どんな成分でできているのか、表面の菌などは心配ないのか・・・
そんな気になる卵の殻について調べてみました。

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卵の殻の成分は?

まず卵の殻は、どんな成分でできているのかが分かれば、食べられるかどうかの判断もしやすくなりますね。
卵の中身の部分には、タンパク質などが多く含まれており、栄養豊富な食品として知られています。
では、卵の殻の成分はどうでしょうか?

実は、この殻の部分に含まれる主な成分は、「炭酸カルシウム」と言われるものになります。
炭酸カルシウムは人体に害のあるものではなく、口にしても問題がありません。

さらに卵の殻には、他にも体に嬉しいマグネシウムなどが含まれていることが分かっています。
これらは卵殻カルシウムと呼ばれており、人の体に吸収されやすいものとして注目されているのです。
そして、体に吸収された卵殻カルシウムは、骨粗鬆症の予防などに優れた効果が期待できると言われています。
つまり、卵の殻の成分については、決して「食べられないもの」ではなく、逆に積極的に摂取していきたい成分であることが分かりますね。

卵の殻の表面に菌は付いてないの?

いくら人にとってメリットのある成分が含まれていても、卵の殻の表面に菌が付いていれば、体調を崩す原因にもなりかねないですよね。
では、卵の殻の表面は安全なのでしょうか?

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これについては、鶏が産んだそのままの状態の卵は、やはり殻の表面にも菌が付着しているため、「食べない方が良い」ということになってしまいます。
サルモネラ菌などの食中毒の原因になる菌が付着している可能性があるため、何も処理せずに卵の殻を食べると、体調不良を起こしてしまうかもしれません。

スーパーなどで販売されている卵は、特に汚れなどは見当たらず、一見すると清潔な印象がありますね。
ただし、この卵についても、洗浄はしているものの加熱は行われていないため、菌が全く付いていないとは言えないのが現実です。

基本的に、卵の殻に付着している可能性がある菌は、その大半が70度以上での加熱により死滅することが分かっています。
卵の殻を食べたい場合は、「しっかり加熱する」という処理を行うことで安心感が得られますね。

結論!卵のからは食べれるの?

成分や菌といった視点からチェックしてみた結果、卵のからは食べられるのかどうかという疑問に対する結論は、「きちんと加熱処理すれば食べられる」ということになるでしょう。
ただし、卵の殻をそのまま口にしても、決して美味しいものではありません。

例えば卵料理の中に卵の殻が紛れ込んでいた時、「ジャリッ」という不快な食感を感じたことがある方は、少なくないですよね。
この経験からも分かるように、卵の殻は食感もイマイチですし、特に良い風味があるわけでもなく、大変食しにくいものなのです。

ですが、卵の殻は大変優れたカルシウム源であるという点は注目されており、高齢者や子供のカルシウム補給に活かされることもあります。
その場合は、卵の殻をそのまま食べるのではなく、粉末状にしたり、クエン酸などで溶かして摂取されています。

卵の殻の成分に注目し、これを食べたいと考えるのであれば、加熱して酢やクエン酸に溶かし、摂取しやすくしたものを取り入れると良いですね。

卵の殻は食べれるの?まとめ

これまで当たり前のように、生ごみとして廃棄されていた卵の殻。
そんな卵の殻の部分に、意外な栄養成分が含まれ、骨粗鬆症の予防に役立ってくれるというのは驚きですね。

中身だけでなく殻にまで優れた栄養が含まれる卵。
そんな生命力に満ちた食品をムダにせず、しっかり丸ごとの栄養を摂り入れていきましょう!

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