足の爪水虫はうつるって本当?市販の飲み薬や塗り薬で自力で治す!

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水虫というと足の裏や指の間にできるイメージが強いですが、実は爪にもできてしまうことがあります。
爪水虫は皮膚の水虫よりも頑固で治しにくく、根気よく治療をしていくことが大切です。

そこで、そんな足の爪水虫に悩まされる方のために、自力で治す方法について紹介していきます。

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足の爪水虫はうつる?

まず、足の水虫というと「他人にうつってしまう」という厄介な問題がありますよね。
では、爪水虫もうつるのかどうかというのが気になるところです。

実は足の爪水虫も、感染力が非常に強いことで知られています。
爪水虫も、足の裏などにできる水虫と同様、白癬菌というカビの一種が原因で起こります。
そして、この白癬菌は感染力が強く、スリッパやバスマットなどの共用でもうつってしまうのです。

そのため、爪水虫をそのままにしていると、家族などにうつしてしまうリスクが非常に高いと言えます。
家族に水虫の辛さを味わわせないためにも、爪水虫も早めに治療をしておくことが大切です。

また、足の裏の水虫や爪水虫などに悩んでいる方は、タオル、バスマット、スリッパなどは家族と共用しないようにしましょう。
さらに足をできるだけ清潔に保ち、家族が裸足で家の中を歩かないように注意することも大切です。
こういった心がけをすることで、感染力の強い爪水虫がうつるリスクも、かなり低減することができます。

爪水虫☆飲み薬や塗り薬による治療法は?

爪水虫の治療法は、皮膚科で行われるものとしては、基本的に「飲み薬」と「塗り薬」という2つの方法が用いられます。

飲み薬には「イトリゾール」というものが処方されますが、これを用いた方法では、半年~1年程度の治療期間が必要となります。
この薬は3万円程度の費用がかかり、決して安くはありませんが、完治する可能性が91.5%と非常に高いのが特徴的です。
他にも、「ラミシール」という飲み薬もあり、こちらは完治率が75%程度ですが、費用が2.5万円程度とややリーズナブルです。

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これらの飲み薬は完治する可能性が高い魅力的なものではありますが、「肝機能障害を起こすリスクがある」など、副作用の懸念もあります。
また、妊娠中はできるだけ避けることが好ましいとされています。

そこで、そんな飲み薬の服用が難しい方のために、塗り薬による爪水虫の治療も可能となってきています。
「クレナフィン」「ルコナック」といった塗り薬は、爪水虫にも効果が期待できるものであり、毎日1回、爪全体に塗ることで治療していくことができます。
ただし、約1年ほどの期間が必要であるうえに、完治の可能性は15%程度と低いので、飲み薬の方が効率が良いと言えますね。

塗り薬は副作用のリスクは低く、「かぶれてしまう可能性がある」程度ですので、副作用が気になる方にはおすすめの治療法と言えるでしょう。

爪水虫を市販の薬で自力で治すことは可能?

病院で行われる爪水虫の治療では、飲み薬や塗り薬で「爪水虫にも効果が期待できるもの」が処方されます。
ですが、「わざわざ病院に行くのは面倒」という方もいらっしゃるでしょう。
では、爪水虫を市販の薬で、自力で治すことは可能なのでしょうか?

水虫の薬は、ドラッグストアや薬局に行けば多数、市販されていますね。
こういった市販の薬の中にも、足の裏や指の間にできる水虫の症状なら、完治できるような効果の高いものが多数登場してきています。

では爪水虫はどうなのかというと、実はこれに関しては、市販の薬での完治は難しいと言われているのです。
爪水虫の場合は、本当に爪の水虫なのかどうか、まずは検査をしておくことが必要になります。
そして、その検査は皮膚科でしか受けられません。

また、市販の水虫の薬にも「ラミシール」というものが販売されていますが、これはあくまでも塗り薬です。
爪水虫に対しては、ラミシールは塗布しても効果がほとんどないと言われています。
飲み薬として服用する必要がありますので、爪水虫の場合には、きちんと皮膚科を受診するのが1番確実な方法と言えるでしょう。

爪水虫について~まとめ~

爪水虫は、足の裏などにできる水虫と原因は同じです。
ですが、治療については足水虫よりも根気よく、また専門的な方法で取り組んでいかなければなりません。
残念ながら今のところ、市販薬で爪水虫を根治できるものは登場していないので、家族にうつす前に、早めに皮膚科を受診して相談してみましょう。

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