しゃっくりが出る理由・原因※しゃっくりの簡単な止め方やツボとは?

スポンサードリンク


しゃっくりは自分の意志とは関係なく出てしまうので、大変困ることがありますよね。
また、なかなか止まらず、辛くなってしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、そんな厄介なしゃっくり、一体どんな理由で、何が原因で起こるのか調べてみました。
簡単な止め方やツボについても併せて紹介していきますので、しゃっくりで困った時には、ぜひ役立ててみてください!

しゃっくりが出る理由・原因とは?

しゃっくりにしっかり対処したいのなら、そもそもなぜ、しゃっくりが起こるのか、その理由・原因を知っておくことも大切です。

しゃっくりというのは、横隔神経・迷走神経・呼吸中枢が何らかの刺激を受けることにより、横隔膜などの筋肉が痙攣を起こすことで生じる現象です。
「しゃっくりは横隔膜の痙攣」ということについては、なんとなくご存じの方も多いでしょう。

では、なぜ横隔膜などの筋肉が痙攣を起こしてしまうのか、この原因については様々なことが考えられます。
よく知られているのは、飲酒が原因のしゃっくりですね。
お酒を飲み過ぎた方が、「ヒックヒック」としゃっくりをしているシーンはイメージしやすいでしょう。

他にもしゃっくりは、食べ過ぎ、ストレスなどが原因で起こることもあります。
中には、早食いが原因でしゃっくりを起こしてしまうケースもあります。

このようなことが原因で起こるしゃっくりについては、一過性であることが多く、「気づくと治まっていた」というケースが大半です。
ですが、中には長時間、止まらないしゃっくりもあり、この場合は病気の疑いもあるため注意が必要です。

しゃっくりが48時間以上続いた場合、胃食道逆流症や脳腫瘍、脳炎、髄膜炎などの病気を患っている可能性があります。
あまりにもしゃっくりが止まらない場合は、その理由と原因を探るために、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。
また、長時間のしゃっくり以外にも、寒気や頭痛、手足のしびれなどの症状を伴う場合も病気である可能性が高いため、早めに受診しましょう。

このように、たかがしゃっくりにも、出る理由と原因には様々なことが考えられます。
中には命に関わる病気が関係しているケースもあるので、しゃっくりがどのくらい続いているのか、他に症状はないのか、ご自身の体の状態をよく確かめることが大切ですね。

しゃっくりの簡単な止め方は?

病気が原因ではないしゃっくりについては、自然に止まることが大半ですが、それでも「少しでも早く止めてしまいたい」というのが本音ですよね。
そこで、しゃっくりの簡単な止め方をチェックしてみましょう。

スポンサードリンク

・耳に指を入れる
両耳に指を入れて、30~1分ほど耳の奥を押します。
これは、耳の奥にある「迷走神経」と言われる、しゃっくりの原因になる神経を刺激することができる方法です。
ただし、喘息のある方は発作を起こす危険性がある方法ですので控えてください。

・冷たい水を飲む
冷たい水を飲むと、咽喉頭部に刺激を与えることができます。

・息を止める
息を止める方法では、興奮した神経に影響を与えることができます。
また、腹部に圧力がかかるため、横隔膜が動きにくくなります。

・舌を強めに引っ張る
舌咽神経に刺激を与えることができます。

これらの方法は、特別なものを用意する必要もなく、「簡単に行える止め方」と言えるでしょう。
他にも、昔から言われている民間療法には「驚かせる」などの方法がありますね。

こういったしゃっくりの止め方は、「神経に刺激を与える効果」が期待できるのが大きなポイントです。
神経への刺激が原因で起こるしゃっくりは、再び神経に刺激を与えると止まりやすいと言われているのです。

しゃっくりを止めるツボは?

しゃっくりを止めたいなら、ツボを刺激するという方法も効果的です。
そこで、しゃっくりに効くと言われているツボを4つピックアップしてみましょう。

・天突
「てんとつ」と言われるツボです。
これは鎖骨の中心部にあるくぼみのことを言います。
ここを体の奥に向かうイメージで、優しく指で押してみましょう。
ゆっくり3秒押し、3秒離すというペースで2セットくらい行ってみると、しゃっくりが止まるかもしれません。

・気舎
「きしゃ」というツボです。
これは天突から、左右にそれぞれ指2本分、鎖骨の上の部分を指します。
リンパが集まる重要なツボですので、覚えておくと良いですね。
指で優しく押して刺激してみましょう。

・巨闕
「こけつ」という名称のツボです。
これはへその真上、みぞおちの指2本分下くらいの位置にあります。
このツボは4本の指で押しこむ感じで刺激してみましょう。

・内関
「ないかん」というツボです。
これは手首のシワから指3本分ひじ寄りの、真ん中の部分にあります。
指圧すると、少しだけ痛みを感じるツボですので、親指を使って優しく刺激してみましょう。

いつでもどこでも、気軽に押せる部分にあるツボもあり、しゃっくりの対策としても実践しやすいですね。
どのツボも、しゃっくりを100%止められるというわけではありませんが、長引くしゃっくりの対策として試してみる価値はあるでしょう。

しゃっくりの原因や止め方~まとめ~

しゃっくりが起こる理由・原因や止め方を知っておけば、大事な場面でしゃっくりが止まらなくなってしまった時でも安心ですね。
また、しゃっくりは食べ過ぎ、早食い、ストレス、飲酒などの生活習慣に関わることが原因で起こっているケースも少なくありません。
しゃっくりが出やすいと感じる方は、「体からのSOSかもしれない」と考え、生活習慣を改めてみることも忘れないでください。

スポンサードリンク
タイトルとURLをコピーしました