新生児・赤ちゃんのしゃっくりが毎日多くて心配!原因と簡単な止め方

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生まれたばかりの新生児や、まだまだ未熟なイメージのある赤ちゃんは、ちょっとしたことでも「大丈夫かな?」と不安になってしまいますよね。
そして、多くのママが感じる心配事の1つが「しゃっくり」です。

新生児の頃にあまりにもしゃっくりが多いと、苦しそうで気になりますよね。
では、そんな心配なしゃっくりは、一体どんな原因で起こっているのでしょうか?
簡単な止め方も併せて紹介していきます。

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新生児や赤ちゃんのしゃっくりの原因は?

大人になるとしゃっくりは頻繁には出ませんが、新生児の頃や赤ちゃんの時には、かなり頻繁にしゃっくりが起こってしまうことがありますよね。
赤ちゃんはお腹の中にいる時から、よくしゃっくりをしていて、お腹の外にまで響いてくるのを感じたことがあるママも多いでしょう。
ではなぜ、赤ちゃんはしゃっくりが多いのでしょうか?

実は新生児や赤ちゃんにしゃっくりが多い原因は、お腹の中にいる時と、生まれてきた後とで少し違っています。

お腹の中の赤ちゃんが頻繁にしゃっくりを起こす原因については、まだ正確なことは分かっていません。
ですが、肺呼吸の練習をしているのではないか、横隔膜を使って排泄物を外に出しているのではないかといった説が考えられています。
生まれたばかりの新生児が頻繁にしゃっくりをするのも、この胎内でよく起こしていたしゃくりの名残りである可能性が考えられます。

それから、誕生後1ヶ月以上経った赤ちゃんが頻繁にしゃっくりをする原因として考えられるのは、ミルクの飲み方です。
1歳ごろまでの赤ちゃんはミルクや母乳を飲みますが、これを飲む際に、一緒に空気も吸い込んでしまいます。
この吸いこんだ空気が原因でしゃっくりが起こりやすくなります。

さらに、授乳後には赤ちゃんの胃が大きく膨らむため、横隔膜を圧迫してしまうことも、しゃっくりの原因になると考えられています。
他にも、赤ちゃんは心拍数が大人よりも早いため、横隔膜の痙攣が短い間隔で起こってしまうということも原因の1つと言われています。

特に赤ちゃんは体温が下がった時など、体温に変化が起こった時にしゃっくりをしやすいという説もあります。
そのため、「おむつが濡れるとしゃっくりしやすくなる」ということもあるようです。

このように、新生児や赤ちゃんがしゃっくりを起こしてしまうのには、様々な原因が考えられます。
まだ様々な器官が未熟な赤ちゃんですから、ちょっとした刺激でもしゃっくりは起こってしまいます。
これは自然なことですので、あまり神経質になる必要はないでしょう。

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赤ちゃんや新生児のしゃっくりで注意が必要なものは?

赤ちゃんや新生児のしゃっくりは、毎日多くても、基本的には心配する必要はありません。
ですが、中には注意すべきしゃっくりもあるのです。

例えばしゃっくりがあまりにも長く続いていて、対策をしてもなかなか止まらないような場合には、肺炎を起こしていることがあります。
あるいは、お腹に炎症が起こり、横隔膜の部分に膿が溜まってしまっていることもあるのです。
さらに、稀な例ではありますが、食物アレルギーを起こしてしゃっくりが止まらなくなることもあるので、特に離乳食期の赤ちゃんには要注意です。

こういった注意が必要なしゃっくりの場合、しゃっくり以外にも何らかの症状が出る可能性が高いです。
苦しそうだったり、グッタリしていたり、食欲がない場合は病気かもしれません。
また、目に痒みが出ていたり、皮膚に蕁麻疹が出ているなど、何らかのアレルギー症状も同時に出ている場合はアレルギーを疑った方が良いでしょう。

赤ちゃんや新生児のしゃっくりを簡単に止める方法

赤ちゃんや新生児のしゃっくりは、無理に止める必要はありませんが、やっぱり気になってしまいますよね。
そこで、そんな時には簡単に止める方法を実践してみましょう。

・飲み物を与える
ミルクや母乳、白湯など、何かを飲ませるだけで、赤ちゃんや新生児のしゃっくりは簡単に止められてしまうこともあります。

・げっぷをさせる
授乳後にしゃっくりをする場合は、げっぷをさせて空気を出してあげると、しゃっくりが止まりやすくなります。

・おむつ交換する
おむつが濡れていると体が冷えて、しゃっくりが出やすくなりますので、清潔なものに替えてあげましょう。

・背中をトントンする
赤ちゃんを縦抱きにして、背中を優しくトントンしてあげると、しゃっくりが止まることがあります。

赤ちゃんのしゃっくりは、これらの簡単な方法で止められます。
ただし、もし止められなかったとしても、大人が行うような方法で無理に止めようとしてはいけません。
驚かせたりコップの水を飲ませるような方法はやめましょう。

赤ちゃんや新生児のしゃっくりについて~まとめ~

赤ちゃんや新生児のしゃっくりについては、原因はたくさんありますが、基本的には心配のないものです。
ですが、赤ちゃんの全身状態をよく見ながら、おかしいと感じる場合には病院を受診しましょう。

心配ない自然なしゃっくりの場合は、放っておいても大丈夫ですが、気になるなら赤ちゃんならではの方法で早く止めてあげましょう。

何より大切なのは、ママやパパが気持ちに余裕を持って赤ちゃんを育てることです。
しゃっくりだけで神経質になり過ぎていては、赤ちゃんにも不安が伝わってしまいますので、「よくあること」とドンと構えてしまいましょう!

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