ホクホクとした甘い焼き芋は、それだけでスイーツのように美味しいですよね。
食物繊維もたっぷりで、ダイエット中のおやつにもピッタリです。
そんな焼き芋ですが、「家庭で作るにはどうしたら良いの?」なんて悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
家でたき火をするわけにもいきませんし、自宅で本格的な焼き芋を実現するのは難しいように感じられますよね。
実は、焼き芋はレンジで簡単に作ることができてしまうのです。
そこで、そんな焼き芋をレンジで簡単に、ねっとりホクホクの仕上がりにする方法を紹介します。
焼き芋を家庭で作る方法いろいろ
焼き芋をレンジで簡単に作る方法を紹介する前に、そもそも家庭で焼き芋を作る方法には、どのようなものがあるのかチェックしてみましょう。
まず1つ目に、トースターを使う方法ですね。
トースターは濡らした新聞紙でさつまいもを包んだ後に、アルミホイルで包んで40分ほど加熱すれば良いだけです。
手順は簡単ですが、時間がかかってしまうのが問題点ですね。
他には、魚焼き器やオーブン、フライパンなどを用いる方法もあります。
これらの方法についても、やはり焼き芋の中まで火を通すためには、それなりに長い時間がかかってしまいます。
そこで活用したいのがレンジです。
ただ、レンジだと甘くてホクホク、ねっとりの焼き芋を作るのは無理なのではないかというイメージを抱いてしまっている方が少なくありません。
ですが、実はレンジでも、作り方の工夫次第でおいしい焼き芋を作ることが可能なのです。
焼き芋☆レンジで簡単な作り方は?
焼き芋は、レンジで簡単に、たった10分程度の時間でできてしまいます!
たった10分で甘くてホクホク、ねっとりな焼き芋にできるなんて、信じられないかもしれません。
ですが、レンジは中まで火を通すのが得意なので、意外と短時間でできてしまうのですね。
作り方はとてもシンプルです。
まずはよく洗って湿った状態のさつまいもを、新聞紙で包みます。
この行程を省いてしまうと、せっかくの焼き芋がパサパサになってしまい、おいしく仕上がらないので注意しましょう。
新聞紙の代わりに、湿らせたキッチンペーパーで包んでもOKです。
包めたら、600Wのレンジで2~3分チンします。
まずはこれだけで、さつまいもの中まで火を通すことができます。
ですが、これだけでは焼き芋独特の甘みが出ません。
そこで、次にレンジの「解凍機能」を使用します。
150~200Wの解凍メニューのレンジで、8~10分程度加熱してみましょう。
加熱時間はさつまいもの大きさにより異なりますので、様子を見ながら調整してください。
たったこれだけで、さつまいもが甘さのピークを迎え、短時間で簡単にホクホクおいしい焼き芋ができてしまうのです。
焼き芋がレンジでおいしくできる理由は?
火を使わない電子レンジで、なぜ焼き芋がホクホク甘く、おいしくできあがるのか、その理由も気になるところですよね。
実は焼き芋を甘くおいしく仕上げるコツは、「低温でじっくり加熱すること」にあります。
なぜなら、さつまいもは中の温度が70度前後になった時に、最も糖分が増えるからです。
そして、さつまいもの内側を70度程度の温度にするのに適しているのが、レンジの解凍機能というわけなのですね。
低温でじっくりという方法を、手軽に実践できるわけです。
ちなみに、家庭のレンジに解凍機能がない場合でも、100W~200W程度の出力を利用すれば、この作り方を実践することができます。
高温だと数分で中まで加熱することはできますが、肝心の甘さを最大限に引き出すことはできないので注意しましょう。
焼き芋をレンジで甘くする作り方~まとめ~
焼き芋をレンジで、ねっとりホクホク、甘くおいしく仕上げるためには、解凍機能が大活躍します!
ちょっと意外な方法ですが、トースターや魚焼き器、フライパンなどを使った方法よりも簡単で、短時間でできるので、試してみる価値ありですね。