会社で働く人にとって、年に2回のお楽しみと言えばボーナスですよね。
ですが、新入社員の場合はボーナスがいつからもらえるのか、気になってしまいますね。
また、夏と冬のボーナスの平均はどのくらいなのか、みんなどれくらいのボーナスを受け取っているのか・・・
知りたくなってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、そんなボーナス事情についての気になる情報を調べてみました!
新入社員のボーナスはいつから?
まず、新入社員のボーナスはいつからもらえるのか、という点についてチェックしてみましょう。
会社に入ったら、すぐにでもボーナスをもらうことができると思い込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、これは会社の方針にもよりますが、基本的にはボーナスは個人の業績などに対して支払われるもの。
まだ実績が伴わない新入社員の場合、夏のボーナスはもらえないことが大半です。
ですが、中には新入社員として入社した直後の夏のボーナスも、半月から1ケ月分程度、支払われる会社もあります。
新入社員だからボーナスはゼロ、というところは少なく、寸志程度の金額ならもらえる可能性が高いのです。
ただし、これはあくまでも新入社員のやる気アップのためのボーナスであり、実績に対する報酬というわけではないと考えた方が良いですね。
ちなみに、公務員に関しては、初めて迎える夏にも、一部のボーナスを受け取ることができます。
基本的に、民間企業の新入社員がボーナスらしいボーナスを受け取ることができるのは、入社後に初めて迎えた冬のボーナスです。
入社後、冬までの数か月間の頑張りに対して支払われるボーナスなので、この時にはそれなりにまとまった金額を受け取ることができるでしょう。
夏のボーナスの平均は?
次に気になるのは、みんなが受け取っているボーナスの平均ですよね。
では、夏のボーナスの平均はどの程度なのでしょうか?
これについては、大企業の場合、平均は給料の2.5ヶ月分程度と言われています。
中小企業の場合、夏のボーナスは給料の1ヶ月分程度です。
夏のボーナスの支給額は、業績などによっても変わってくるので、一概に「必ず何ヶ月分がもらえる」ということは言えません。
ですが、夏のボーナスに関して「平均の金額」という視点で見てみると、全体では55万円弱となります。
ただし、新入社員が運よく夏のボーナスを受け取ることができたとして、その平均については数万円から数十万円程度となっています。
多くても20万円弱といったところでしょう。
新入社員に関しては、夏のボーナスはもらえるだけで十分。
金額は寸志程度と考えましょう。
冬のボーナスの平均は?
夏のボーナスの平均に引き続き、気になるのが冬のボーナスの平均ですよね。
これについても、業績や企業の規模によっても大きな違いがあります。
例えば国家公務員の冬のボーナスの平均は基本給約2ヶ月分となっています。
金額で言うと、平均額はだいたい70万円程度です。
これに対して、民間企業の冬のボーナスは、給料の2.5~3.5ヶ月分が平均的です。
冬の方が、夏のボーナスよりもやや多めに設定されているところもあります。
新入社員の冬のボーナスについては、だいたい給料の1.5ヶ月分程度のところが多く、金額で言えば25万円程度が平均的です。
これはけっこうまとまった金額なので、新入社員としては初めて「ボーナスをもらった!」と実感することができますね。
~気になる夏と冬のボーナス~まとめ~
ボーナスは、新入社員の場合は、「夏はもらえればラッキー、もらえても寸志程度」であるというのが一般的です。
会社に入って、初めて迎える夏のボーナス時期は、あまり期待を持たない方が良いですね。
ですが、冬になれば新入社員も、頑張りに応じたボーナスが支給されるところが増えます。
この冬のボーナスに向けて頑張ってみましょう!
基本的にボーナスは、その人の仕事の頑張りに応じて、そして各企業の業績に応じて支払われる特別な賞与です。
新入社員ではなくても、会社の業績が傾けばボーナスが出ない可能性もありますし、頑張りが足りなければ、思ったほどの金額はもらえないかもしれません。
夏と冬のボーナスの平均を見て、「こんなにもらえていない!」と文句を言う前に、まずは会社の業績アップのために、そして自分自身の頑張りを認めてもらうために、努力することが大切ですね。