夏の風物詩、花火大会。
全国各地で様々な規模のものが行われますが、中でも比較的規模が大きく、歴史ある花火大会として知られているのが、安部川花火大会です。
では、そんな安部川花火大会の歴史というのは、どのようなものなのでしょうか?
2016年の開催予定や見どころについても、しっかりチェックしておきたいところですね。
そこで、そんな安部川花火大会に行きたいと考えている方のための、お役立ち情報を紹介していきます。
安倍川花火大会の歴史
まずは気になる安部川花火大会の歴史を紐解いてみましょう。
こちらの花火大会は昭和28年に始まったもので、2016年には63回目を迎えます。
かなり古い歴史のある花火大会ですね。
安倍川花火大会が始まったきっかけは、戦没者の慰霊、鎮魂、復興への祈りを込めて開催されるようになったということです。
そのため、こちらの花火大会では、一般的なものとは違った雰囲気を味わうことができます。
毎年、日中の午後には会場の安部川河川敷にて、この花火大会を行う本部が主催する慰霊祭が行われるのです。
十数人もの僧侶が訪れ、正だいな慰霊祭となります。
静岡県で行われる安部川花火大会は、戦没者の犠牲を弔うために行われているということを知ると、訪れる側としても、なんとなく気持ちが変わってきますね。
この花火大会では、数年前から一般の方から市民花火が募集され、打ち上げられます。
その際にも、応募の花火には亡くなった家族の思いを綴っているものが多く、安部川花火大会の歴史が色濃く反映されていることが分かります。
安倍川花火大会☆2016の開催予定は?
戦没者の慰霊、という大きな歴史を背負う安部川花火大会、2016年の開催予定はどうなっているのでしょうか?
歴史自体は重いものではありますが、こちらの花火大会は東海地方でトップクラスの規模となっており、非常に盛り上がる大迫力の花火大会としても有名です。
戦没者に、今の日本の平和で幸せな様子を見てもらうためにも、思い切り楽しみたいですね。
そんな安部川花火大会、2016年の開催の予定はまだ決まっていません。
7月の土曜日と予想されていますが、どの日程で開催されるのか、こまめにサイトなどをチェックして確認しておきたいですね。
小雨決行ですが、荒天となった場合には翌日か、翌々日に延期されます。
この延期の日程に関しても、確定ではないのでこまめなチェックが必要です。
花火が打ち上げられる時間は、19時~21時が予定されています。
2時間かけてゆっくりと花火鑑賞ができるので、焦らず楽しみましょう。
打ち上げられる会場は、安部川橋の上流になります。
アクセスは、シャトルバスを利用するのが便利です。
こちらの花火大会には駐車場が用意されていませんので、公共交通期間を利用しましょう。
シャトルバスは片道190円とリーズナブルですが、混雑が予想されますので、徒歩で訪れるのも1つの方法です。
徒歩で訪れる方のために、昨年は会場までの徒歩ルート上で、地元商店街によるお楽しみポイントの用意などもありました。
こういったものも楽しみの1つと考えて、ゆっくり散策しながら訪れると良いですね。
安倍川花火大会☆見どころは?
歴史ある安部川花火大会、見どころもしっかりチェックしておきたいですよね。
まずこちらでは、スターマインがとにかく大迫力となっていますので、これは見逃せません。
それから、尺玉なども打ち上げられますので、その迫力をじっくる味わってください。
安倍川花火大会では、創作花火コンクールもあります。
あまり見たことが無いような、素敵な創作花火を楽しめるというのも、こちらの花火大会の見逃せないポイントですよね。
安倍川花火大会では、2時間の間に1万5,000発程度の花火が打ち上げられます。
打ち上げ数が多い分、目が離せない2時間になりますので、思い切り満喫してしまいましょう。
静岡の街に、全国から約60万人もの人々が訪れると言われるこちらの花火大会。
2016年も見どころ満載です!
事前にしっかり計画を立てて、スムーズに楽しみたいですね。
まとめ
安倍川花火大会は、戦没者の慰霊という深い歴史を抱えるお祭りです。
そんな安部川花火大会も2016年で63回目。
戦後、日本が長い歴史を刻んできたということがよく分かりますね。
ぜひ、こちらの花火大会を訪れて、迫力満点の花火を楽しみながら、このお祭りに込められた思いを感じてみましょう。