真夏になると、エアコンをつけて室温を調整しないとやっていられない、ということもありますよね。
特に赤ちゃんやお年寄りがいる家庭などでは、熱中症の危険などもあるので、しっかり対策しておきたいところです。
ですが、やはりどうしても電気代が気になってしまいますね。
エアコンの電気代はいくらくらいかかるものなのでしょうか?
また、温度の設定によってどのくらいの差が出るのか、節約する方法はあるのか、といったところも気になりますね。
そこで、そんな気になるエアコンの電気代について解説していきます。
エアコンの電気代はいくら?
エアコンの電気代はいくらか、というのはどこのメーカーのどんなエアコンを使っているかや、電気の契約がどうなっているかでも変わってきます。
例えば計算方法としては、消費電力×使用時間×1時間あたりの電気代によって出すことが可能です。
エアコンの機種によって違ってくるのが消費電力で、電気の契約によって違ってくるのが電力会社ごとの契約内容です。
特に消費電力に関しては、何畳用のものを使っているかで変わってきます。
6畳用のものであれば2.2kw程度が多いですね。
電気代に関しては、一般的なところを見てみると、だいたい1時間1kwあたり25~26円程度のところが多くなっています。
これらを考慮して計算すると、丸1日エアコンをつけっぱなしにして使用した場合の電気代は、6畳用で300円程度、8畳用で360円程度となります。
つまり1カ月間、付けっぱなしで過ごすとすれば、6畳用で9,000円程度となるわけですね。
単純計算なので一概には言えませんが、意外とリーズナブルと感じる方も多いでしょう。
エアコンの電気代☆温度による差は?
エアコンの電気代は温度にも左右されると言われています。
周囲の温度が高い時に、一気に下げるような運転をすれば消費電力も大きくなりますし、逆に周囲の温度とそれほど変わらない設定にしておけば、消費電力も大きくはなりません。
一般的には、エアコンの温度を1℃変えるだけで電気代は5%も安くなると言われています。
5%というと、100円なら5円ですが、1,000円なら50円。
積もり積もれば、けっこうな金額になりますよね。
そのため、エアコンの温度は夏場は、できるだけ高めの設定にしておいた方が良いのです。
急激に温度が変化するのは、身体にも良くありません。
そのことを考慮しても、温度の設定は外気温とあまり変わり過ぎないレベルで設定しておくことが大切です。
夏場なら、28℃くらいの設定にしておけば、身体にも負担がかかりにくいですね。
あまり意味がないと感じられるかもしれませんが、それでも外の暑さに比べると、かなり身体への負担は軽減されます。
エアコンの電気代☆節約するには?
エアコンの電気代を節約するには、まずは設定温度を見直すことが大切です。
あまりにも冷えすぎない温度に設定しておきましょう。
それから、エアコンはしっかり掃除しておくことも重要ですね。
掃除をして内部が清潔になるかどうかで、冷房効率が大きく変わり、大幅な節約になることもあります。
清潔にしておくことは家族の健康のためにも大切ですし、エアコンそのものを長持ちさせることができるという意味でも、効果的な方法ですね。
次にエアコンの運転についてですが、何度もつけたり消したりするのは避けた方が良いでしょう。
エアコンは、温度を下げる最初の過程で大きな電力を使用します。
その後の温度のキープに使われる電力は限られているので、あまり気にする必要はありません。
また、エアコンはドライにした方が電気代が安く済むと考えている方も多いでしょう。
エアコンの運転方法の中で、最も電気代が安いのは弱冷房除湿、次に冷房、それから再熱除湿となっています。
弱冷房除湿という一般的なドライでの運転は電気代が安いのですが、最新の機能である再熱除湿では電気代も高くなってしまうので注意しながら使用していきましょう。
まとめ
エアコンの電気代はいくらかかるのか、不安になってしまう方も多いでしょう。
ですが、上手に活用すれば、意外と安く使っていくこともできます。
機能を使い分けたり、きちんと掃除をしたりしながら、節約しつつ、快適な温度を保てるようにしましょう。