夏に旬を迎える美味しい果物の1つと言えば、梅ですよね。
そんな梅を、気軽に美味しく取り入れられる方法の1つが、梅ジュースです。
手作りして楽しむというご家庭も少なくないでしょう。
そんな梅ジュース、効能やカロリーが気になるところです。
それから、作っていると泡が出ることがあり、不安になってしまう方もいらっしゃるでしょう。
そこで、そんな梅ジュースのアレコレを紹介していきます。
梅ジュース☆効能とは?
梅は健康に良い食べ物として知られていますが、そんな梅から作られる梅ジュースには、一体どんな効果が期待できるのか、知っておきたいところですね。
梅ジュースの効能として、まず挙げられるのが疲労回復作用です。
梅はクエン酸やリンゴ酸を多く含んでおり、これが疲労を回復するのに役立ってくれます。
そのため、夏バテがつらい時に梅ジュースを飲めば、夏の暑さによる疲れを速やかに改善してくれる可能性があるというわけです。
さらに、このクエン酸やリンゴ酸には、カルシウムの吸収を促進する作用もあります。
子供の成長期や、イライラ、骨粗鬆症が気になる時などにもぜひ、摂取したい飲み物ですね。
それから、梅ジュースは解毒作用もあることで知られています。
夏場は食中毒なども気になる季節ですから、この梅ジュースが持つ解毒作用を利用して、食中毒などのリスクを軽減していきたいですね。
さらに、便秘に悩まされる方にとっても、梅ジュースは魅力的な飲み物です。
整腸作用があるクエン酸を日常的に摂取していくことで、腸内環境が良くなり、スッキリが実感できる可能性大です。
他にも高血圧の予防や美肌効果など、様々な効果・効能が期待できると言われる梅ジュース。
これは、老若男女共に見逃せない飲み物ですね!
梅ジュース☆カロリーは高い?
美容面でも大活躍してくれ、女性にとって見逃せない魅力満載の梅ジュースですが、カロリーはどうなのか、気になるところですよね。
梅を砂糖に漬け込んで作るものなので、決してカロリーは低いとは言い切れません。
これは、どの程度の割合で砂糖を混ぜるか、どのくらいの濃度で割るかによっても変わってきますが、基本的には100gあたり50キロカロリー前後となっています。
市販のジュースに比べると、添加物などの心配もありませんので、健康面では安心感がありますね。
砂糖よりも少ない量で甘味を感じやすい蜂蜜などを加えれば、よりカロリーを抑えながら、美容と健康にうれしい梅ジュースを作ることができます。
ただし、砂糖を控えたり蜂蜜を使って作る場合は、カビが発生しやすくなるので、早めに飲んでしまいましょう。
また、実は梅ジュースはカロリーが低いとは言えなくても、ダイエット面で嬉しい作用も期待できます。
梅ジュースに含まれるクエン酸は脂質・糖質の代謝促進に役立ってくれるのです。
そのため、普通のお砂糖たっぷりなジュースを飲むよりは、ダイエット中の女性にもおすすめというわけですね。
ダイエットの大敵である便秘の改善にも役立ってくれますので、梅ジュースはカロリーよりも、様々な点でダイエットの味方になってくれる飲み物であると考えることができるでしょう。
梅ジュース☆泡が出るのはなぜ?
梅ジュースを作って置いておくと、泡が出ることがあります。
梅ジュースに泡が出ると、「せっかく作ったのにダメになってしまったの?」とショックを受ける方も多いでしょう。
ですが、実はこれは失敗ではないのです。
泡が出ているのは、梅が発酵している証拠です。
つまり、この泡はそのまま飲んでも、特に問題はありません。
ただし、泡の部分にはカビが生えやすくなっています。
そのため、泡がある場合はきちんと取り除いてあげましょう。
また、発酵を進めないためにいったん、シロップを鍋に移し替えて火にかけるという方法もあります。
火にかけてアクをすくいとり、再び消毒した瓶に戻せば、発酵は進まず、長期の保存が可能となります。
ですが、火を通すことで失われる栄養素もありますので、できれば発酵が進む前に、早く飲みきってしまうのが良いですね。
まとめ
梅ジュースの効能やカロリーを知ると、これは女性には見逃せないドリンクであることが分かります。
泡が出るのは、大人気の酵素ドリンクと同じような状況が起こっているからですね。
酵素もしっかり摂取できる、気軽に作れる梅ジュースで、夏の厳しい暑さを乗り切りながら、内側からのキレイを目指してみましょう!