新生活が始まる季節、春。
この時期には、引越しをして1人暮らしをスタートさせる、という方も少なくないでしょう。
ですが、引っ越す際に気になるのが、新たなご近所さんとのお付き合いですね。
これを円滑にするために、大切なのが最初のご挨拶です。
では、挨拶の際にはどういったギフトを持参すれば、相手に好感を持ってもらうことができるのでしょうか?
引越しの挨拶のギフトで人気の高いものや、マナー、相場などを紹介していきます。
引越しの挨拶☆ギフトでオススメは?
引越しの挨拶でギフトを用意する際、どういったものが喜ばれるか、気になるところですね。
センスが問われる洒落たギフトが良いのか、はたまた普段はなかなか購入しないような高級品が良いのか・・・
なんて悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
ですが、これはNGです。
この引越しの挨拶のギフトに関しては、趣味も家族構成もよく分からない初対面の方に対して贈る場合が大半ですよね。
そんなシーンで、こちらの趣味を押し付けてしまうようなギフトは避けるべきでしょう。
では具体的に引越しの挨拶のギフトでオススメな商品はどのようなものなのでしょうか?
これには、洗剤などが一般的によく用いられています。
洗濯洗剤や食器洗い洗剤など、日常生活で何かとよく使用する消耗品ですね。
これなら受け取った相手も負担にならず、むしろ生活の必需品ですので喜んでもらえる可能性が高いでしょう。
また、ちょっとしたお菓子というのも良いですね。
ただし、お菓子を贈る際にはできるだけ日持ちのするものを選ぶようにしましょう。
他にも、お茶などももらって困らない贈り物として重宝します。
お茶のセットなどは、季節を問わず贈りやすいですね。
引越しの挨拶のギフト☆相場は?
引越しの挨拶のギフトを選ぶ際に、とにかく気になるのが相場ですよね。
「この値段では安すぎるのではないだろうか?」「あまり高級過ぎても、かえって変に思われるのではないだろうか?」と、ここはとても不安になるところです。
この相場に関しては地域などによっても多少の違いはあるものの、だいたい、500円~1,000円程度のものを用意するところが多いようです。
あまり高級なものを用意する必要はないということですね。
よく引越しの挨拶のギフトで相場というと、お祝いや内祝い、お歳暮といった際の贈り物と同じ感覚になる方がいます。
こういったシーンでは3,000円~1万円程度のものを選ぶことが多いので、その相場をイメージすると、かなり「高すぎる」という事態になってしまいますね。
引越しの挨拶では、初対面の方々に「これからお世話になります」という意味での贈り物をします。
つまり、「いつもお世話になっています」というギフトとは違うので、そこまで高額な相場ではないということになります。
あまりに高額なギフトを贈ると、逆に気を遣わせてしまうことにもなりかねないので注意しましょう。
高くても3,000円までに抑えます。
それから、引越し先に大家さんや地主などの方がいらっしゃる場合には、そういった方々には少し高めのギフトを用意しても良いでしょう。
ご近所の方々に贈るギフトの倍程度、2,000円~3,000円程度のものを贈るのが妥当ですね。
相場を守ることは、自分のイメージを守ることでもあります。
地域による違いなどで不安な場合は、その地のギフトショップで、引越しの挨拶にどういったものが選ばれているか確認するのが安心ですね。
引越しの挨拶のギフト☆マナーは?
ギフトと言えば、マナーが気になるところです。
もちろん引越しの挨拶に関しても、守るべきマナーがあります。
例えば、のしですね。
引越しの挨拶のギフトはのしをかけます。
これは紅白の蝶結びの水引を選び、外のしにします。
水引の上の部分には「御挨拶」、下の部分には自分の苗字を入れて贈りましょう。
こうして苗字を入れることで、相手に名前を憶えてもらうのにも役立ちます。
それから、贈る際には各家庭を1件1件訪問して挨拶しながら手渡しします。
「このたび、引っ越してまいりました○○と申します。
これからいろいろとお世話になる機会もあるかと思います。
宜しくお願いいたします。」
こういった挨拶の言葉を添えるだけで、好印象を持ってもらいやすくなりますよね。
訪問する時間帯は、午前中なら10時頃から。
夕方なら18時頃までを目安に、日中留守の家庭なら、夕方や仕事が休みの日などを狙って訪れるようにしましょう。
こういったマナーをきちんと守ることで、引越し先でのご近所づきあいも、円滑にスタートできることでしょう。
まとめ
引越しの挨拶のギフトは、相場は高すぎず安過ぎず、実用的な消耗品を選ぶ!
この点に気を付ければ、失敗することが無いでしょう。
もし分かりにくい場合には、自分がもらったら嬉しい生活の必需品と言えば何か、考えてみると良いですね。
それからギフトショップでプロに尋ねるのも安心です。
イロイロとマナーでも気を遣ってしまいますが、笑顔で気持ち良く挨拶ができれば、それが1番です。
あまり堅苦しくなり過ぎずに、相手に好印象を持ってもらえるような笑顔と言葉で挨拶してみましょう!