ゴキブリを見ると、とても不快な気分になってしまいますよね。
その場ですぐにやっつけたいけれど、「殺虫剤がない!」という時もあるでしょう。
また、子どもやペットがいる家庭では「殺虫剤は使いたくない!」という方もいらっしゃいますよね。
そこで、そんなゴキブリ退治で、殺虫剤を使わずやっつけられる方法をまとめてみました。
ゴキブリが出てきた時に、すぐに対処できるように、殺虫剤以外の方法も覚えておくと便利ですよ!
ゴキブリ退治☆洗剤を使う!
ゴキブリがよく出現する場所と言えば、キッチンですよね。
ですが、キッチンは食べ物も扱う場所ですから、できれば殺虫剤をまき散らすのは控えたいところです。
そこで、そんなキッチンに現れたゴキブリ退治に役立ってくれるのが「洗剤」なのです。
特別な洗剤などは必要なく、キッチンなら必ずと言って良いほど置いてある「台所用洗剤」でOKです。
使い方もとても簡単で、洗剤をゴキブリにかけるだけ。
こうすることで、ゴキブリは窒息して死んでしまいます。
ゴキブリの呼吸器には油分のあるフタがあり、これによって水分を弾いて呼吸をしています。
そこに洗剤をかけると、界面活性剤の効果により油分が落とされてしまうため、呼吸ができなくなり窒息死するのです。
この方法は手近にある洗剤を使えるので、殺虫剤を探しにいく必要もなく、見つけたらすぐに対処できるのが大きな魅力です。
ただし、洗剤を大量にかけた後は掃除が大変、というデメリットもあることを忘れないでください。
ゴキブリ退治☆お湯をかける
ゴキブリ退治で殺虫剤を使わず、安心な方法の1つとしておすすめなのが、「お湯をかける」という方法です。
お湯なら、元々はただの「水」なので、自分自身にかかって火傷をしない限りは安全性が高い方法と言えますよね。
ゴキブリは自分の体温を調整できない虫なので、50~70度程度のお湯をかければ退治することができます。
沸騰した熱湯でなくても退治は可能なので、適度に温めたお湯を使って退治してみましょう。
熱湯であれば、洗剤のように掃除で苦労することもなく、拭き取れば良いだけなので簡単なのも嬉しいですね。
潰すわけでもありませんので、死骸がバラバラになってしまう心配もありません。
後片付けの簡単さも、この方法の魅力と言えます。
ただし、ポットにお湯を常備している家庭には手軽で良い方法ですが、お湯の常備がない家庭の場合、ゴキブリを見つけてからお湯を沸かす必要があります。
お湯を沸かしている間に、ゴキブリが逃げてしまう可能性が高い、というのがこの方法のデメリットですね。
ゴキブリ退治☆アルコールでやっつける!
ゴキブリ退治で最もおすすめなのは、アルコールを使ってやっつける方法です。
キッチンなどに、消毒用のアルコールを置いてある家庭は少なくないでしょう。
そんなアルコールをかけることで、ゴキブリを退治することができてしまいます。
これは、アルコールがゴキブリの呼吸器を麻痺させてしまう効果と、気化熱による冷却効果による退治方法です。
アルコール度数が高いものほど効果的で、例えばアルコール度数50%以上のお酒をかけた場合などには、ほとんど即死に近い状態でやっつけることができます。
キッチン用の除菌アルコールスプレーなら、安全性の高い成分で作られているものも多いので、殺虫剤よりも安心して使うことができますね。
しかも、ゴキブリをやっつけた後には、軽く拭き取れば良いだけです。
洗剤などのように「何度も拭き取らないと残ってしまう」という心配もなく、お湯をかけた時のように「びしょびしょになってしまう」という心配もありません。
デメリットと言えば、アルコールのニオイが気になるところくらいですね。
突然、出現するゴキブリに備えたいなら、キッチンなどゴキブリが発生しやすい場所に、アルコールスプレーを常備しておきましょう。
ゴキブリ退治の方法~まとめ~
殺虫剤を使用しなくても、身近なものを使ってゴキブリを退治することは十分に可能です。
ただし、ゴキブリ退治をする際には、「後々の掃除のこと」「床や壁、家具などへの影響」も考えて手段を選びたいところですね。
「ゴキブリ自体はやっつけたけど、洗剤で家の中が大変なことに!」なんて状態にならないように、後で苦労しない方法でゴキブリ退治を行いましょう。