豆乳と言えば、畑の肉とも呼ばれる栄養満点の「大豆」から作られた飲み物なので、美容にも健康にも良いイメージがありますよね。
中には、美と健康のためにと、無調整豆乳をたっぷり飲んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか？
ですが、実はそんな無調整豆乳、意外と高カロリーで、ダイエット中にたっぷり摂取してしまうと、逆に太る可能性もあると言われているのです。
そこで、そんな豆乳を美と健康に活かすための注意すべきポイントを調べてみました。
無調整豆乳は意外と高カロリー！？
まず、無調整豆乳をたくさん飲むと太るのかどうか、という気になる疑問について考えていきましょう。
結論から言えば、答えは「イエス」となります。
低カロリーでダイエット向きというイメージを持たれやすい無調整豆乳ですが、実はカロリーは、決して低くはありません。
だいたい100mlあたり、50キロカロリー程度。
つまり、小さなペットボトル1本分程度をがぶ飲みした場合、500mlですから、250kcal程度のカロリーを摂取することになるのです。
「意外と高カロリーかも！」と感じた方も少なくないのではないでしょうか？
そして当然、たっぷりカロリーを摂取していれば、太ってしまうことになります。
つまり、ダイエット中だからと言って、「豆乳さえたっぷり飲んでいれば痩せられる」という極端な考え方をするのはダメなのですね。
ちなみに、成分を飲みやすく調整してある豆乳は、さらに高カロリーになります。
ダイエット中は豆乳の種類選びと、飲む量とには要注意ということが言えるでしょう。
無調整豆乳のダイエット効果とは？
意外と高カロリーで、飲み過ぎには要注意な無調整豆乳ですが、「ダイエットの大敵」というわけではありません。
実は上手に摂取すれば、無調整豆乳はダイエットにも役立ってくれるのです。
まず、無調整豆乳には豊富な大豆イソフラボンが含まれています。
この大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることで知られており、ダイエット中に乱れがちなホルモンバランスを整えるのに役立ってくれます。
ホルモンバランスが整えば、ストレスを感じにくく、痩せやすい状態になりますので、これは見逃せない効果と言えるでしょう。
それから無調整豆乳には、ビタミンEやビタミンB群も豊富に含まれています。
これらは血行を促進したり、脂肪の燃焼を促進したりといった優れた効果を持っているのです。
また、美肌にも役立つ栄養素なので、上手に取り入れれば「キレイ痩せ」を叶えることもできるというわけですね。
他にも、ダイエット中に不足しがちな必須アミノ酸やミネラルも豊富に含まれており、これらが健康的なダイエットを支えてくれます。
また、不飽和脂肪酸やレシチン、リノール酸など、コレステロール値を良くするために役立つ成分もたっぷり含まれているのも嬉しいポイントですね。
このように、無調整豆乳は高カロリーではありますが、栄養価は大変優れていますので、上手に摂取すればダイエット中の心強い味方になってくれるのです。
無調整豆乳☆ダイエット中の上手な取り入れ方
高カロリーで飲み方に要注意な無調整豆乳。
これを活かしたダイエットを行いたいのなら、まずは飲む量に注意しましょう。
無調整豆乳は、1日あたり200ml程度の摂取量が理想的と言われています。
この量で、豆乳ならではの栄養を十分に摂取することができますので、大量に摂取するのは控えましょう。
特に水やお茶の代わりに豆乳を飲んでしまっているという方は、要注意です。
カロリーがほとんどないお茶や水の代わりに、高カロリーな豆乳を摂り入れれば、当然、太りやすくなります。
飲み方としては、食前に少しだけ飲むという方法が効果的です。
食事の前に豆乳を飲むと、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぐことができますし、脂肪や糖質の吸収を遅らせることもできます。
また、おやつの代わりに豆乳200mlを飲んで、お菓子などの間食を我慢するというのも1つの方法ですね。
市販のお菓子やスイーツに比べれば、無調整豆乳は低カロリーなので、ダイエットにも役立ちます。
しかも間食からもしっかり栄養が摂れるので、代謝の良い痩せやすい体作りにもなるのです。
無調整豆乳のダイエット中の摂取について～まとめ～
無調整豆乳は、決して「飲めば簡単に痩せられる魔法の飲み物」などではありません。
栄養価が高い分、それなりに高カロリーですし、極端に大量摂取すれば健康を害する恐れも無いとは言い切れません。
健康的にキレイにダイエットしたいのなら、何かを大量に摂取する方法は御法度！
バランスよく栄養を摂りながら、上手に無調整豆乳のような心強い味方を取り入れてみてください。
