花粉症の症状と言えば、くしゃみや鼻水、目のかゆみといったものをイメージしますね。
ですが、実はその症状は様々で、意外と多いのが喉の違和感を感じる方なのです。
では、花粉症の症状で喉に違和感が出てくるのはなぜなのでしょうか?
中には咳が止まらなくなったり、イガイガする感じが辛く、不調が長く続くことで精神的にも参ってしまう人もいますよね。
そこで、そんな喉に現れる症状に対する対策も、併せて紹介していきます。
花粉症の症状☆喉がどうなる?
花粉症の症状は喉に起こると、痛みが起こったり、イガイガを感じたりします。
喉が痒く、たまらないという方もいらっしゃいますよね。
花粉症の症状として喉にこれらの症状が起こっているのに、最初は「風邪かな?」なんて感じてしまう方が大半です。
この喉の症状は、それほど風邪とよく似ており、見分けが付きにくいのも1つの特徴ですね。
ただ、大きな違いとして言えるのは、症状が続く期間が全く異なるということです。
風邪であれば、ある程度の期間で自然治癒する場合が大半ですが、花粉症の症状で喉のイガイガを感じる状態は、花粉が飛んでいる間中、継続してしまいます。
「長引く風邪だな・・・」と感じた時には、花粉症の症状の1つであることを疑った方が良いかもしれません。
花粉症の症状☆咳もある!
花粉症の症状は喉の痛みや不快感だけでなく、咳や痰なども挙げられます。
花粉症で咳が出る時には、痰が絡みやすく、こちらの症状も「風邪かな?」と勘違いしてしまいがちです。
ですが、花粉症の季節に毎年発症したり、症状が長引く場合、実はこれは感染症によるものではなく、アレルギー反応によるものである可能性が高いのです。
ではどうして花粉症の症状で、喉の違和感や咳、痰が生じてしまうのでしょうか?
その原因として考えらえるのは、花粉が喉やその周辺にアレルギー反応を引き起こしていることです。
アレルギー性気管支炎、アレルギー性咽頭炎、アレルギー性喉頭炎と言われるもので、喉に付着した花粉が反応し、防衛機能が働くことで、咳や痰が起こってしまうというわけなのですね。
付着した花粉により、喉に炎症が起これば、痛み、イガイガ感などの不快感が起こるようになってきます。
これが花粉の症状が喉に起こる、咳が止まらなくなるという時の、主な原因であると言えますね。
花粉症の症状☆喉のイガイガの対策は?
では、実際に花粉症の症状で喉のイガイガ、不快感や咳が止まらなくなった場合には、どう対処していけば良いのでしょうか?
これには、まず1つ目に、口呼吸をやめることが重要です。
花粉症で鼻づまりが起こると、つい口で呼吸していまいがちになりますが、口から空気を吸い込めば、そこに含まれる花粉もダイレクトに吸いこんでしまいますね。
それに、口呼吸は喉を乾燥させてしまい、炎症を広げる原因になるので注意が必要です。
どうしても鼻づまりがひどくて口呼吸になってしまうという場合には、マスクなどをすることで、できるだけ喉に花粉が入らないよう、それから喉が乾燥しないよう、しっかり対策していくことが大切ですね。
また、喉に付着した花粉を洗い流すために、外出先から帰宅したらうがいをすることを習慣にするのも良い方法です。
それから、のど飴を食べて唾液の分泌を促進したり、部屋を加湿することで喉の乾燥を防ぐなど、喉に対する対策をとってみましょう。
他には、炎症を抑える働きがあると言われる緑茶を飲んだり、蜂蜜を舐めたり、といった裏ワザもあります。
花粉を喉に取り込まないこと、乾燥させないこと、炎症を抑える工夫をすること。
この3つを取り入れれば、長引く風邪と勘違いしていた喉の症状も和らげることができるかもしれませんね。
まとめ
花粉症の症状は喉にひどく現れる方も少なくありません。
毎年、春になると長引く風邪に悩まされているという方は、実は花粉症が原因だったのかもしれませんね。
対策法を「花粉症対策」に切り替えてみると、案外、すんなりと症状が治まる可能性も高いので、要チェックですね!