肉じゃがは、日本の家庭料理の代表的な一品ですね^^
作り方も難しくないのですが、出来上がった肉じゃがの味がなんだか物足りないことってありますよね・・・
時には味がなかなかしみこまないこともあって、そんな時に家族からブーイングを受けてしまうこともあります。
今回は、そんな風に感じた時に肉じゃがの味をアップさせる方法をご紹介します！
ぜひ試してみて、新しい肉じゃがの味を楽しんでみてくださいね。
肉じゃがの味が薄い！どうする？
肉じゃがの味が薄い原因は、3つの要因が考えられます。
煮汁自体の味が薄い
煮汁の味は大丈夫だけど具に味が染みない
煮汁が全然なくて味が染みなかった
まず、煮汁の状態と味を確認し、どの状態かを見極めて対処してみましょう。
1. 煮汁の味が薄い時
煮汁を少しスプーンで取って味見し、薄いと感じた場合は、調味料をプラスして調整します。まず、お出汁の味がしっかりしているか確認しましょう。もし足りないようであれば、顆粒や粉末のだしの素を小さじ1杯ほど加えてみてください。その後、味を確認し、まだ足りない場合は醤油・砂糖・みりんを1:1:1の割合で混ぜたものを少しずつ加え、味を調整します。市販の「すき焼きのタレ」も手軽に利用できます。調味料を加えたら、具材がよく火が通るまで5分ほど煮込み、火を消して冷ますと味が染みます。
2. 具に味が染みていない時
煮汁の味がしっかりしているのに味が薄い場合は、具材に味が染み込んでいない可能性があります。時間が必要なので、煮汁がゆっくり冷めるように放置しましょう。急速に冷ますと味が染みないため、お鍋をタオルでくるみながら冷ますと良いです。煮崩れが気にならない場合は、高温状態で煮込んだ後、冷まして置くと味が染みやすくなります。
3. 汁が全然ない時
具材が十分に煮汁に浸かっていない場合は、煮汁を足しましょう。味に問題がない場合は、初めに作った煮汁と同じ分量の水と調味料を温め、お鍋に加えて煮込み、ゆっくりと冷ましておきましょう。
味付けに失敗した時
調味料を追加しすぎて、味が変になってしまうことがありますね。その場合は、煮汁を捨ててやり直すことができます。
煮汁の味付けをやり直す手順は次の通りです：
鍋に残っている汁を捨てる
別の鍋で新しい煮汁を作り、温める
作り直した煮汁を具材に入れて、少し煮る
冷めるまで待つ
肉じゃがの味付けを失敗しないコツは、調味料を同じ分量で加えることです。基本的には醤油：みりん：酒：砂糖＝1：1：1：1が基準です。その後、自分の好みに合わせて微調整しましょう。
例えば、濃い味が好きなら「醤油」、甘さをプラスしたいなら「砂糖」か「みりん」を増やすと良いです。コクを出したい場合は、少し出汁を追加してみてください。
だし汁は具材に程よく馴染む程度に加えると良いでしょう。
失敗を恐れる場合は、市販の「すき焼きのタレ」を使うのも一つの方法です。そのタレを使えば、安心して美味しい肉じゃがができますよ^^
まとめ
肉じゃがの味が薄くなってしまったとき、少し調味料を足したり、時間を置いたりするだけでだいたい解決できますよ！
もし時間がない場合は、バターを使ったりチーズをのせたり、あるいはキムチを添えて食べると、うまくカバーできることもあります（笑）。
しっかりと調整方法を覚えておけば、毎回美味しい肉じゃがが作れるはずですよ^^
