梅雨は憂鬱な季節ですね。
梅雨入りはいつなのか、また明けるのはいつなのかと、この時期には気象情報ばかりが気になってしまったりするものです。
では、関東の梅雨入りの時期はいつ頃なのでしょうか?
2016年はいつ頃梅雨入りして、そして明けるのか、そんな予想を過去のデータから行ってみました!
梅雨入り☆関東の時期は?
日本は縦長な国ですので、気候も地域によって大きく変わります。
例えば沖縄は早くに梅雨入りして、早くに明けてしまいますよね。
これに対して北海道には梅雨が無い、なんて言われています。
では、本州の関東ではどうでしょうか?
梅雨入り、関東の時期を過去のデータで見てみると、1951年~2015年のデータの中で、最も早いのは5月6日です。
そして逆に、最も遅いのは6月22日となっています。
このように約1カ月もの開きがあるものの、基本的にはこの過去のデータの中で、平均となっているのが6月8日頃です。
つまり、6月8日頃が関東の梅雨入りの時期であると考えることができますね。
ただし、気象庁により梅雨入りが発表されるのは、降水量が変化し、明らかに梅雨に入ったということが確認されてからです。
発表されているデータを見ても、日付の後に「頃」と記載されており、そこまで明確に「この日を境に梅雨に入った」ということが定められているわけではありません。
そのため、梅雨入りの感覚は実際の気象庁による発表とは、多少誤差があるかもしれませんね。
大体、過去のデータの平均値から、±5日程度で予想しておくと当たる可能性が高いと言えます。
梅雨入り☆関東の2016年の予想は?
梅雨入り、関東の2016年の予想ですが、これは平均値である6月8前後と予想されています。
だいたい6月4日~11日の間くらいに梅雨に入ると考えて、備えておくと良いでしょう。
梅雨入りの時期は毎年変動しますので、平均値だけで決めることはできませんが、ここ数年は安定して6月8日前後に梅雨に入っています。
このことから、2016年も6月8日前後ということが予想されます。
ただし、記録的な暖冬や、突然の寒さなど、異常気象とも言える状況が続いた2015年末~2016年の冬。
このような異常な事態もありますので、今年の梅雨入りも、早まったり遅くなったりする可能性は十分にあると考えておきましょう。
ちなみに、関東の梅雨時期の降水量を見てみると、多い年と少ない年が交互におとずれています。
ただし、2014年と2015年は連続して降水量が多くなっており、これはエルニーニョ現象の影響によるものとなります。
2016年に関しては、この影響が弱まっているため、平年並みの降水量になると予想されています。
梅雨入り☆関東で明けるのは?
梅雨入りの関東の時期をチェックしたところで、次に気になるのは梅雨明けですね。
では、関東の梅雨明け予想はどうでしょうか?
こちらも過去のデータを確認してみると、最も早く明けたのが7月1日頃、遅く明けたのが8月4日頃となっています。
平均値が7月19日頃ですので、恐らく、この前後で梅雨明けする可能性が高いと言えるでしょう。
ただし、最近は梅雨明けの時期が徐々に遅くなっている傾向があります。
そのため、今年の梅雨明け予想としては、7月21日前後を考えておくと良いですね。
こちらに関しても、異常気象などもあり得ますので、必ずしも7月20日前後で梅雨明けするとは言いきれません。
長引くこともあれば、かなり早くに明けてしまうこともあります。
あくまでも目安として考えてください。
海の日を過ぎたあたり、子供たちが夏休みを満喫し始めるくらいの時期から、梅雨が明けて爽やかな夏空が広がり始めます。
海やプールを楽しみ始めるのにも、ピッタリな時期ですね。
まとめ
梅雨入りは関東の時期は毎年、6月8日前後。
そして明けるのは7月20日前後。
これを覚えておくと、なんとなく梅雨時期も予定が立てやすくなりますね。
ただ、こう考えると、梅雨というシーズンは1カ月以上も継続しているものなのかと改めて実感します。
長期間続く雨模様のお天気には、ウンザリしてしまう方も多いかもしれません。
ですが、雨の日には雨の日ならではの良さもありますので、ぜひ梅雨を楽しんでみてください。
各地域で梅雨入りや梅雨明けの時期は違ってきますので、事前にチェックして、夏のレジャーの計画などを立てていきましょう。