初盆の意味は?お供えはどのようにすれば良いの?挨拶の仕方は?

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夏にある長期のお休みと言えば、盆休みですよね。
今の時代には、これを単なる長期休暇のような印象で捉えている方も多いでしょう。
ですが本来は、お盆は無くなったご先祖を迎え、そして送るという大切な日となっています。

中でも初盆には、力を入れる人が多いですね。
初盆の意味は何なのか、よく分からないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで、そんな初盆の意味やお供えのやり方、挨拶など、気になる点をチェックしておきましょう。

初盆の意味とは?

そもそも初盆の意味は何なのか、普通に迎えるお盆とはどんな違いがあるのか、気になるところです。

これは、四十九日を過ぎ、初めて迎えるお盆のことを言います。
ちなみに、初盆以外にも新盆という呼び方もあります。

故人が亡くなり、初めて迎えるお盆ということで、帰ってくる故人のために、より丁寧に供養が行われます。
僧侶を読んでの読経や、親族を招いての法要なども行われることが多いですね。

この初盆に関しては、四十九日を過ぎてから行うのが基本です。
まだ無くなって四十九日を過ぎないうちに、お盆の日を迎えてしまった場合には、初盆は翌年に繰越すことになります。

亡くなった故人が、初めて遺族の元に帰ってくる初盆。
その意味を知ると、大切にしたい行事であることが分かりますね。

初盆のお供え物はどうする?

お盆には仏壇に様々なお供え物をしますが、特に初盆はお供え物も盛大になります。
これは、亡くなったばかりの故人を偲ぶ想いから、多くの方がお供え物をするためですね。
普段はお盆にお供えをしない親族や友人などでも、初盆の時にはお供えをしたり、送ったりすることもあります。

そんなお供えの内容ですが、例えば日持ちするお菓子などを贈るのが一般的です。
夏の暑い最中なので、あまり日持ちしないようなものは、かえって迷惑になることもあります。
この点には気を付けましょう。

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あるいは、お花のアレンジメントなどを用意してみても良いですね。
アレンジメントなら飾っておくだけで簡単なので、贈られた側も気持ちが楽でしょう。
菊の花でなければならない、という決まりはありませんので、キレイなお花で仏壇を彩ってあげましょう。

お供え物の相場は、3,000円~5,000円程度で選ぶ方が多いですね。
普段のお盆よりも、初盆ということで、少し高いものを贈っても良いでしょう。

お供え物ののしは結び切りの白黒、あるいは黄色と銀色のものを使います。
地域により、色々な条件があるので、事前に確認しておきましょう。

例えば初盆に関しては白黒の蓮入り、それ以外のお盆なら黄色と銀の水引という決まりがある場合もあります。
ギフトショップなどで尋ねてみるとよいですね。

もし遠方で、家に訪れてお供えするのが難しいという場合には、お盆の前日までに届くように気を付けましょう。

初盆☆挨拶はどうする?

初盆を迎えた家に招かれた場合や、お供えを持って伺う場合には、挨拶も必要になってきますね。
初盆の挨拶としては、
「この度は亡き○○さんの初盆の供養にお招きくださり、ありがとうございます」
といった言葉をかけると良いですね。

服装は、法要がある場合には喪服を着用するのがマナーです。
ですが、ただ窺ってお供え物をして手を合せるだけなら、恥ずかしくない程度の上品な服装で訪れてみましょう。

初盆の法要に呼んでもらった場合には、手ぶらでは行けませんよね。
昔なら提灯を贈るというしきたりがあったのですが、最近ではこれは行われなくなってきています。

その代わりに、「御提灯代」としてお金を包むこともあります。
こういった点は、親族などと相談しながら合わせるようにすると安心ですね。

これらのマナーにもしっかり気を付けて、初盆という大切な日に、故人を偲び、そして大切な人を亡くして間もない家族を思いやりましょう。

まとめ

初盆の意味を知ると、お供えや挨拶も変わってきますね。
故人を迎えるという、実は非常に奥深い意味が込められた初盆。
きちんとマナーを守って、ご遺族の気持ちを思いやるような大切な日にしたいですね。

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