カブトムシの飼育☆暑さ対策は?明るさはどうする?冬は越えられる?

スポンサードリンク

 

夏になると子供たちが夢中になるのが、カブトムシですよね。
野生のものを捕獲してきたり、販売されているものを購入したりして、一生懸命飼育している人も少なくないでしょう。

ですが、そんなカブトムシの飼育、暑さや明るさの管理などが正しくできていないと、長生きしてくれないこともあります。
また、長生きして冬を迎えることになった場合、どうすれば良いのかという不安もありますね。

そこで、そんなカブトムシの飼育についての情報をチェックしておきましょう。

カブトムシの飼育☆暑さは?

カブトムシと言えば夏の昆虫。
だから当然、暑さにも強いのだろうと考えている方が大半ですよね。
確かに外気の気温が高い真夏にも、カブトムシは元気に生きています。
ですが、それはあくまでも、風通しの良い屋外での話です。

これが室内での飼育となり、窓を閉め切った状態で、しかもカブトムシのプラスチックゲージの中となると、暑さも相当なものとなります。
真夏の屋外でも考えにくいような、40~50度という温度になってしまうこともあるのです。

そのため、これほどまでの暑さの中では弱ってしまったり、すぐに死んでしまうこともあります。
さらに、暑さのためにゲージ内に置いてあるエサなどが腐ってしまうこともあり、飼育環境が悪化してしまいます。

できれば窓を開けておいたり、直射日光の当たらない屋外に置いておくなど、カブトムシが快適に過ごせる環境を整える工夫をしてあげましょう。
温度は高すぎても低すぎてもダメなので、自然界に近い状態にしてあげるのが理想ですね。

また、日本のカブトムシは暑さにも強い傾向がありますが、外国のものはそうはいかないこともあります。
それぞれの国の気候に合った飼育が必要なので、事前に調べておきましょう。

カブトムシの飼育☆明るさは?

カブトムシは基本的に夜行性の昆虫です。
明るい日中はあまり動かず、土にもぐっていることもあります。
ですが夜になり、暗くなってくると活動を始め、エサを食べたりし始めます。

スポンサードリンク

基本的には、明るすぎない環境で、自然に朝~夕方までは明るく、夜には暗くなるような環境で育てるのが理想的ですね。
1日中明るいところで育てるのではなく、自然に近い状態を守ってあげましょう。

例えば幼虫の場合などは、暗いところの方が良い印象がありますね。
ですが、こちらもリビングなど、昼間が明るく、夜になると暗くなる場所でも問題ありません。
自然界でもそういった場所で羽化するわけですから、安心しましょう。

ただし、直射日光のような光を当て続けると、ゲージ内の温度が上がり過ぎてしまいます。
明るく管理する場合でも、できるだけ日光が当たる場所は避けた方が安心ですね。

カブトムシの飼育☆冬は?

夏の昆虫であるカブトムシですが、冬の過ごし方はどうすれば良いのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。

まずカブトムシの成虫が越冬できるかどうかですが、これは実は、不可能と言われています。
カブトムシの寿命は短く、年内で終わってしまいます。
そのため、夏の終わりには残念ながら、カブトムシの成虫は死んでしまうのです。

カブトムシの飼育を冬にしたいのであれば、幼虫を育てることになります。
夏に命が尽きる前にカブトムシが残した命が、冬には幼虫として土の中で育っていきます。
土の中は比較的暖かく、真冬でも過ごしやすいので、幼虫の間はこうして土の中で、腐葉土の栄養を食べながら成長していくわけですね。

ただしあまりにも寒くなってしまったり逆に温め過ぎてしまうと、死んでしまうこともあるので、冬の飼育には注意が必要です。
室温を5℃以上28℃以下に保てば、幼虫を無事に育てやすくなります。

カブトムシは一見、強そうに見える昆虫ではありますが、実ははかない短い命です。
飼育する時には、大切に可愛がってあげたいですね。

まとめ

カブトムシの飼育は温度や明るさなど、気を付けるべきポイントが多数あります。
冬を越えることは、残念ながら難しい昆虫ではありますが、大切に育てれば夏の間、活発に活動する姿を見せてくれるでしょう。
子供も大人も楽しめるカブトムシの飼育で、夏を思い切り楽しみましょう!

スポンサードリンク
タイトルとURLをコピーしました